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Smart Workコラム vol. 35

Z世代の理想の働き方は「オフィス」「対面」「地元」「安定」!?

2022 8/5
Z世代 (1996年〜2015年生まれの世代) の一部が社会人となって働き始めてから数年が経過しました。コロナ禍で働き方を変える事が余儀なくされたZ世代は、どのような「働き方」を望んでいるのでしょうか。そしてZ世代はどのような職場に魅力を感じるのでしょうか。新たな世代の希望する働きやすい環境を整備していく事は、未来の企業を支える人材を確保するという面でも重要になってきます。KDDIではZ世代を中心とした512人にオンライン調査を実施、「Z世代の社会人」「Z世代の学生」「ミレニアル世代の社会人」の3つのグループに分けて、データから見えてくるZ世代が求める働き方を考察します。

Z世代社会人はオフィス重視、世代により意識に違い

就業有無で意識に違い、社会人はオフィス重視

世代別理想とする働き方

世代別理想とする働き方
出典:KDDI株式会社

Z世代社会人が考える「理想の働き方」は、「できる限り毎日オフィス出社する」が38.8%で最多です。
「できる限りテレワーク出社最低限」が27.6%、「出社テレワーク適度に組み合わせたハイブリッド」が19.1%でした。
Z世代社会人オフィス派が圧倒的に多い結果となりました。

一方、Z世代学生、つまりこれから働き始める世代では、「ハイブリッド希望が44.3%で最多です。
次いで「テレワーク中心」が28.3%。「毎日オフィス出社」は17.0%と少なく、同じZ世代でも就業経験によって大きな差が付きました。比較対象として調査したミレニアル世代社会人(2016年以前入社)では、理想の働き方として、「毎日オフィス出社」が43.7%と最多です。「テレワーク中心」が24.8%、「ハイブリッド」は21.3%と、Z世代社会人と同じ傾向となりました。

調査結果を見ると、コロナ前の社会人経験有無で、「理想の働き方」の傾向が異なり、「毎日オフィス出社」重視する傾向があります。どちらの世代コロナ禍の中でテレワークリモート授業経験していますが、社会人経験が長い世代の人ほどオフィス出社対面によるメリット、あるいはリモートワーク不自由さを感じる機会が多かったのかもしれません。

特に、Z世代社会人は、入社直後からリモートワークというケースもあり、「ハイブリッド」理想とするZ世代学生とは異なり、働きやすいオフィスリアルコミュニケーションを求めているのかもしれません。


「週休3日制」が人気

就業先の企業にあるとうれしい制度

就業先にあるとうれしい制度
出典:KDDI株式会社

就業先企業にあるとうれしい制度」では、「週休3日制」が一番人気でした。Z世代社会人では56.6%、Z世代学生で53.8%、ミレニアル世代社会人では69.7%と圧倒的数字です。社会人経験が長いほど、週休3日制の「ありがたみ」を感じているようです。

フレックス」と「副業」も人気があります。「フレックス」はZ世代社会人で35.5%、Z世代学生で44.3%、ミレニアル世代社会人で37.0%。「副業」もZ世代社会人で34.2%、Z世代学生で39.6%、ミレニアル世代社会人で41.3%が回答と、どの世代にも人気です。これらの制度学生にとってメリットが分かりやすく、社会人にとってもニーズが強いといえそうです。

他の選択肢は、上位3種ほどの数字を集めていませんが、世代により差が出ています。「育成プログラム」に魅力を感じているのがZ世代社会人で13.2%、Z世代学生で21.7%、ミレニアル世代社会人で16.9%。「通勤手段制限撤廃」はZ世代社会人で15.1%、Z世代学生で19.8%、ミレニアル世代社会人で13.8%でした。若い世代ほど諸制度への関心が高い傾向があります。

これから社会人になる若い世代に対しては、魅力的社内制度を整えることが有効アピールとなりそうです。


働きたい場所は圧倒的に「地元」

働きたい場所

働きたい場所
出典:KDDI株式会社

「働きたい場所」として、Z世代社会人の48.0%、Z世代学生の53.8%、ミレミアル世代社会人の55.5%が「地元」を選びました。都会に出て働くよりも、慣れ親しんだ地元で働くことを希望する傾向が、各世代ともに非常に強いことが分かりました。

この傾向は、わざわざ都会に移り住む魅力が薄くなっていることを反映しているのかもしれません。リモートワーク普及したことや、インターネットとEコマース普及により、情報商品入手格差地方都会で少なくなっていることが背景にあるのでしょう。それだけでなく、若い世代では変化よりも安定安心を求める傾向があるといえそうです。


「柔軟」と「安定」の両方を求める

職業や会社の選択をする時に重要視するポイント ( 3つ選択 )

出典:KDDI株式会社

職業会社選択をする時に重要視するポイント」として、「時間場所柔軟な働き方」「安定している」「給与が高い」の3項目が、どの世代でも50%台と多くの回答を集めました。

「やりがいがある」を挙げた比率は、社会人学生意識の違いが見られました。ミレニアル世代は24.8%、Z世代社会人は23.7%ですが、Z世代学生では38.7%と顕著数字増加しています。学生の方が「やりがい」に注目しているといえます。

一方、「育休制度が充実」「社会貢献やSDGs (持続可能な開発目標) に積極的」「育成プログラム」「会社のビジョンなどへの共感」「D&I (多様性やインクルージョン) 」「海外で働く事ができる」の各項目は10%を下回りました。

赤枠のトップ3項目に比べて大きな差が付きました。
ただし細かく見れば、ミレニアル世代よりもZ世代の方がSDGsやD&Iへの感度がやや高い傾向があります。


コミュニケーション方法は「対面」が人気

職場で一番コミュニケーションが取りやすいと感じる方法

出典:KDDI株式会社

「一番コミュニケーションが取りやすいと感じる方法」を聞いたところ、どの世代でも「対面」圧倒的回答数を集め1位となりました。
Z世代社会人では61.2%、Z世代学生では58.5%、ミレニアル世代社会人では実に69.7%にのぼります。
社会人経験を積んでいるほど「対面」に価値を見いだしている傾向があります。この傾向は先の「理想の働き方」の回答とも共通しています。コロナ禍で、「対面」のコミュニケーションが制約される時期が長く続きました。
その反動「対面」に票が集まったのかもしれません。

2位の回答「チャット」でした。
ミレニアル世代社会人で11.0%、Z世代社会人で17.1%、Z世代学生で19.8%と、若い世代ほど回答が増えています。今後は、仕事コミュニケーション方法としてチャットを「使いやすい」と感じる若い世代が増えていくことが予想されます。LINEのようなスマートフォン上のチャットツールプライベートでも日常的に使っていることが影響していると思われます。

以上、Z世代の「働き方」の意識を探ってきました。
大きな傾向として、Z世代「オフィス」「対面」「地元」「安定」重視しています。
意外と思われるかもしれませんが、若い世代が求めているのは変化冒険挑戦より、まず安心できる職場環境です。
その背後には厳しい経済環境への不安感があるのかもしれません。

その一方で、Z世代「テレワーク」「チャット」「柔軟な働き方」にも強い関心を示しています。
若い世代は、安心できる職場環境を求めていると同時に、テレワーク適宜使いこなした柔軟な働き方を希望しているといえるでしょう。Z世代希望する働きやすい環境整備していく事は、未来企業を支える人材確保するという面でも重要になってきます。全員出社必要とするなどの画一的な働き方の提示だけでは、もはや従業員ニーズが満たせなくなりつつあります。
一人ひとりが時間場所選択し、柔軟に働くための安全フレキシブルなIT環境整備企業にとって避けて通れないものとなっているのかもしれません。

調査概要

調査概要

  • 実施:KDDI株式会社
  • 調査対象日本国内在住の18~30歳の男女
  • 調査期間:2022年5月
  • 調査方法:Webアンケート調査
  • 有効回答数:512件

回答者の主要プロファイル

  • 18歳以上学生のZ世代 :106名
  • 社会人または社会人経験ありのZ世代 (18-25歳) : 152名
  • 社会人または社会人経験ありのミレニアル世代 (26-30歳) :254名

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