通信と多様なケイパビリティを活用し、DXと事業基盤サービスでお客さまビジネスを支援します。
CO2排出量の可視化から削減まで、一貫してカーボンニュートラル実現を支援します。
KDDIは『つなぐチカラ』でビジネス、ライフスタイル、社会をアップデートします。
場所にとらわれずつながるソリューションを、デバイスからセキュリティまで支援します。
多数の次世代型低軌道衛星により高速・低遅延通信を提供します。
データセンターからネットワークまで、業務に最適なソリューションをトータルで提供します。
中小規模の事業者向けに特化したスマートフォンのご利用方法のご案内です。
中小規模事業者のやりたいことや変えたいことを、モバイルとクラウドの技術を用いてサポートします。
ボタンをクリックするとPDFダウンロードフォームへ移動しますので、必要事項をご入力ください。
ご入力いただいたメールアドレス宛に、ダウンロード用のURLをお送りします。
動画で事例内容をご覧いただけます。(2分46秒)
ライナー列車のシステム開発に着手したのが開業のわずか半年前。限られた経営資源や、社内にシステムの専門部署がないという体制面の課題に加えて、「あいの風ライナー」の利用者数予測が難しいという困難な状況下で、開業後の利用状況をみてスペック変更ができる柔軟な発券管理システムの構築が求められた。また、駅窓口での発券だけでなく、走行中の列車内でも乗務員 (アテンダント) がスピーディに発券できる優れた操作性が必要だった。
短期間で発券システムを開発するため、あいの風とやま鉄道様では、当初から汎用的なスマートデバイスの活用を検討。さらに、開業後の利用状況に合わせて、運行車両数や運行本数に変更があった場合でも柔軟に対応できるよう、「KDDI クラウドプラットフォームサービス」を基盤としたクラウドシステムの採用を決定。アプリ開発を担当した (株) コスモサミットやKDDIと協議を重ねながら、機能を最小限に絞り、説明書がなくても使えるシステムづくりを実現した。開発担当の吉村氏は「鉄道システムは、トラブルを起こすと大勢のお客さまにご迷惑をかけ、対応する社員にも大きな負荷がかかるので、シンプルにすることで信頼性を確保した」と語る。
また、システム運用担当である朝倉氏は「駅の窓口には多くのお客さまが並ばれるので、少しでも速く発券できるように操作性やレスポンスを高める調整を何度も繰り返した」という。完成した発券システムは、画面上のボタンの大きさや配色にも気を配り、初めて見る人でも迷わず使える優れた操作性を発揮。開業から現在に至るまでトラブルゼロで安定したシステム稼動を続けている。さらに、座席の販売状況をタブレットで簡単に確認できるので、販売済の座席に座っているお客さまには検札をする必要がなく、車内業務とお客さま負担の軽減も実現した。
今回、あいの風とやま鉄道様では、ライナー券発券用のほかに約70台のタブレットを全乗務員に支給。電子化した業務マニュアルの閲覧に活用しているが、今後は運行指令と乗務員との情報伝達や、緊急時対応などにも用途を拡げるという。KDDIのタブレットが新しい鉄道会社の船出を力強くサポートしている。
KDDI まとめてオフィス関西株式会社 北陸支社 ソリューション富山支店
菊地 章
ソリューション推進部 ソリューション3グループ
清遠 友貴
2015年3月14日のあいの風とやま鉄道株式会社様開業当初より、お客さま業務のお手伝いをさせていただけましたこと、誠に嬉しく思っております。今回はタブレットによる発券システムを中心としたモバイル環境面でお手伝いをさせていただきましたが、今後は固定音声、ネットワークなどの面でもお役に立ちたいと思っております。
KDDI 法人営業担当者が、導入へのご相談やお見積もりをいたします。
何かご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。