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動画で事例内容をご覧いただけます。(3分39秒)
課題
長島町の魅力が十分に知られていなかった
解決策
町を回遊しながら魅力を知ることができるゲームアプリ開発を支援
課題
楽しみながら、町の魅力を発見できる仕組みが求められた
解決策
AR技術とGPSを活用した町巡り謎解きゲームで楽しさを演出
課題
短期間でゲームアプリを開発する必要があった
解決策
ARに対する豊富な知識と「SATCH VIEWER」の活用で短期間での開発を実現
海に囲まれた長島町は、豊かな自然と歴史・文化に恵まれながら、その魅力を十分に発信できていない課題があった。土井様は「大型の観光施設はありませんが、町を歩いてもらえばそのよさが分かる魅力的なスポットがたくさんあります。こうした町のよさを知ってもらうため、スマートフォンで謎を解きながら町を探索するゲーム『長島大陸クエスト』を企画しました。開発に際して、観光振興に関する協定を結んでいたKDDIに協力を仰いだところ、AR活用など積極的な提案をいただき、楽しいゲームアプリを開発できました」と経緯を語る。
『長島大陸クエスト』は、町内にある長島八景の石碑をARカメラで撮影すると、町の名物・歴史などに関する問題が現れ、実際にその場所へ行って問題に正解するとカードがゲットできる仕組みだ。町の名所スポットを探した山田様は「知ってほしい魅力的なポイントがたくさんあり、中には町民にも知られていない場所もありました。観光客はもちろん町民にとっても、このゲームが町の魅力を再発見するきっかけになればと思います」と言う。
ゲーム開発は、謎解きやデザインなどのコンテンツ制作を鹿児島県内のクリエイターが担当。ARアプリ「SATCH VIEWER」への実装を主にKDDIが担当した。謎解きを作成した Spice Project 謎解きクリエイター 井上 健悟様は「子供から大人まで楽しめるように、知識ではなくヒラメキで解ける問題を考えました。ゲームの主人公になったつもりで長島町をゆっくり楽しんでほしいと思います」と言う。またデザイン担当のわるだくみ デザイナー 浅井 みなみ様は「キャラクターは長島町で有名な人物をモデルにしています。遊び心のあるデザインに仕上げたので、ぜひ楽しんでください」と笑顔を見せる。
一方、KDDIにとっては石碑をARマーカーとして高精度に認識させることが課題となった。一般的な図形のマーカーと違い、屋外の石碑は天候や影などで見え方が変わるため、認識率を高める細かな調整を行った。また、今後について土井様は「コロナ禍もあり、ゲームの利用促進や、継続していくための収益面など課題もありますが、今後もKDDIの協力を得ながら、町の魅力発信に役立てていきたいと考えています」と語る。
KDDI株式会社 ビジネスIoT推進本部 地方創生支援室 マネージャー
加藤 英夫
KDDIにはさまざまなICTソリューションがありますが、技術だけでは地域課題の解決はできません。『長島大陸クエスト』は、長島町に関わる方々のアイデアと思いをつなぐことで、素晴らしいコンテンツになりました。今後も地域に寄り添い、ともに課題解決に取り組んでまいります。