また、音声通話環境の刷新をKDDIに依頼した理由について荒川様は「auスマートフォンと『KDDI ビジネスコールダイレクト』『KDDI 光ダイレクト』をセットで運用すれば、利便性の向上と大幅なコスト削減が見込めることが採用の決め手になりました」と説明する。

NTP名古屋トヨペット様では、一人一台あった固定電話機を廃止し、auスマートフォンを内線電話化。場所に縛られず、ダイレクトに通話ができる環境を整えた。

青山様は「相手がどこにいても連絡できるので、社内コミュニケーションがスピードアップしました。また、お客さまとのコミュニケーションについては、KDDIにCTI (注1) の開発を依頼し、スマートフォンへの着信時にお客さまのお名前、使用車種や車検満了日が表示される仕組みを構築しました。当社の営業職は平均500〜600人のお客さまを担当していますが、どなたから着信があってもスムーズで満足度の高い電話応対が可能になっています」と導入効果を語る。

私用携帯電話の業務利用がなくなったことにより、若手社員の満足度が向上し、お客さまとの積極的なコミュニケーションにつながった。

加藤様は「営業担当社員に私用携帯電話の業務使用を許可していましたが、夜間・休日でも電話がかかってくるなど、ワークライフバランスに悪影響を及ぼすおそれがありました。
また、音声通話だけでなく、メールやSMS、チャットなど、お客さまに合わせた連絡手段が求められるようになるなか、auスマートフォンと『KDDI ビジネスコールダイレクト』は、お客さまとの多様なコミュニケーションになくてはならないものになっています。
今後は、当社と同じ電話環境をグループ各社にも展開し、より大きなスケールで業務改革を推進していきたいと考えています」と抱負を語る。