通信と多様なケイパビリティを活用し、DXと事業基盤サービスでお客さまビジネスを支援します。
CO2排出量の可視化から削減まで、一貫してカーボンニュートラル実現を支援します。
KDDIは『つなぐチカラ』でビジネス、ライフスタイル、社会をアップデートします。
場所にとらわれずつながるソリューションを、デバイスからセキュリティまで支援します。
多数の次世代型低軌道衛星により高速・低遅延通信を提供します。
データセンターからネットワークまで、業務に最適なソリューションをトータルで提供します。
中小規模の事業者向けに特化したスマートフォンのご利用方法のご案内です。
中小規模事業者のやりたいことや変えたいことを、モバイルとクラウドの技術を用いてサポートします。
写真提供元:郵船クルーズ株式会社
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動画で事例内容をご覧いただけます。(3分36秒)
課題
インターネット利用に制約があることが船旅の課題になっていた
解決策
陸上と同等のインターネット環境の提供でさらなる快適なクルーズライフを実現
課題
通信速度が遅いため船内業務のデジタル化が進まなかった
解決策
クラウド利用や大容量通信が可能になり業務効率が大幅に改善
課題
乗組員の労働環境改善に向けて、快適に利用できる通信環境が求められていた
解決策
洋上でも家族・友人とチャットやメールが可能になり、乗組員の満足度が向上
日本籍船で最大 (注) の外航客船である『飛鳥Ⅱ』を運航する郵船クルーズ様。安全で快適な船旅を提供するために早くから各社の衛星通信サービスを導入してきたが、進化を続ける陸上の通信環境との差はますます広がり、抜本的な改善が求められていた。そこで、海上でも高速・大容量通信が可能な「Starlink Business マリタイムプラン」(以降、Starlinkマリタイム) を導入。陸上と同等の高品質なインターネット環境を構築した。
KDDIの「Starlinkマリタイム」を採用した理由について住谷様は「さまざまな衛星通信サービスを利用してきましたが、KDDIは日本を代表するキャリアとして衛星通信の分野でも長年にわたってリーダーシップを発揮しており、Starlinkも他社に先駆けて日本導入を果たすなど、実績、技術力、先見性において優位性があると感じています。さらに、免許取得や機器の認証など、関係省庁との手続きを熟知し親身にサポートしてくれるので、迷わず導入を依頼しました」と経緯を話す。
「Starlinkマリタイム」の導入によって、年々高まっていた“船旅でのインターネット利用”を望むお客さまの声に幅広く応えることが可能になった。
河村様は「これまでも衛星通信を活用して洋上でWi-Fi環境を提供していましたが、乗客・乗組員合わせて1,000名以上が乗船する『飛鳥Ⅱ』では、すべてのお客さまに快適にご利用いただくのは難しい状況でした。しかし、『Starlinkマリタイム』によって、陸上と変わらない感覚でインターネットをご利用いただけるようになり、今までにないサービス提供や、洋上でのワーケーションといった提案も可能になりつつあります。また、現在建造中の『飛鳥Ⅲ』では、『Starlinkマリタイム』を活用した新たな設備やサービス、エンターテインメントの準備も進めており、クルーズ体験の楽しさをさらに広げていく予定です」と期待を寄せる。
洋上でも高速通信が可能になったことで船内業務の効率化も一気に進んでいる。
田口様は「例えば、入出港の際には、現地オフィスや港湾代理店、協力会社などとの連絡に追われますが、重い画像データの送受信や、クラウドでの情報共有、各種手続きのオンライン申請などが可能になり、業務スピードが大幅に向上しました。以前は横浜に帰港したときに、陸上スタッフが乗船して行っていた社内会議も、洋上でも気軽にオンラインで実施できるようになりました。密なコミュニケーションを通して、早期の課題解決やサービス品質の向上などに役立っています。」
また、「Starlinkマリタイム」は、乗組員の業務負担軽減や福利厚生面でも効果を発揮している。
今村様は「通信環境の制約によるストレスから解放されたことが大きいですね。協力会社に船内設備の修理を依頼する際に、テキストメールで状況を説明するのに大変苦労していましたが、映像や動画で簡単かつ正確に伝えられるようになったことで、寄港時に短時間で修理できるようになりました。また、下船前夜、お部屋付けでのクレジット決済処理に多くの時間を要していましたが、通信状況を気にせずスムーズに行えるようになり業務負担の軽減につながっています。さらに、乗組員にとっても、オフタイムに家族とのチャットやSNS、動画視聴が楽しめるようになり大変好評です。とくに家族想いの乗組員にとっては、この変化が仕事へのモチベーション向上にもつながっています」と話す。
KDDI株式会社 ビジネスデザイン本部
エネルギー・運輸営業部 営業5グループ 山下 和 (右) 押谷 正人 (左)
「Starlinkマリタイム」のご活用により、乗組員の福利厚生向上と海上での通信の新たな可能性を確信しております。お客さまに有益な提案をし、一層のサポートに努めてまいります。今後は低・中軌道衛星分野の発展に注目し、「Starlinkマリタイム」にとどまらず、常に最先端技術を取り入れて皆さまをご支援いたします。
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