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課題
深刻化するサイバー攻撃に備え抜本的な対策が必要だった
解決策
ゼロトラスト型のセキュリティ基盤を構築し、安心できる業務環境を実現
課題
M&Aによるインフラ統合時のセキュリティリスクを低減したかった
解決策
M&A先の拠点にも、統一されたセキュリティポリシーの適用が可能に
課題
SaaS利用の拡大により通信が輻輳し、店舗での業務に支障が生じていた
解決策
アプリ単位の帯域制御も可能となり、
業務への影響がほぼゼロに
全国に約950店舗を展開する調剤薬局事業を中心に、製薬事業、医療系人材派遣などを行うBPO事業を通して、健康で豊かな生活に貢献するクオールホールディングス様。業界に先駆けて処方箋の事前送信サービス (薬急便) を展開するなど、業務のデジタル化を積極的に推進するなか、セキュリティを一層強化するため、ネットワークアクセスとセキュリティ機能を統合し、クラウド上で提供する「Cato Cloud」を導入。ゼロトラスト型セキュリティ基盤を構築した。
ネットワークセキュリティの強化に向けて、KDDIをパートナーに選んだ理由は、サービス品質の高さとスピード感にあったという。情報システム部 野月様は「経営層から、一刻も早く強固なセキュリティ体制を構築するよう指示がありましたが、ネットワーク全体を再構築すると2~3年を要してしまいます。対応に苦慮しているなか、KDDIから、既存網の「KDDI Wide Area Virtual Switch 2」(以下、「KDDI WVS 2」) に「Cato Cloud」を組み合わせることで、ゼロトラスト基盤を早期に構築する提案を受け、採用を決断しました。セキュリティ監視を含め、運用もKDDIに一元化できることや、長年にわたるKDDIとの取引のなかで、同社のサービス品質の高さと対応力に信頼を寄せていたことも、決断を後押ししました」と振り返る。
「Cato Cloud」を活用したゼロトラスト基盤の構築によって、クオールグループのネットワークセキュリティを大幅に強化できた。
野月様は「今回のプロジェクトは、サイバー攻撃の脅威が高まるなか、『当社グループのセキュリティは本当に大丈夫なのか?』という不安からスタートしました。さまざまな対策を検討するなかで、外部からの侵入対策に加え、内外のアクセスを検証して被害拡大を抑止できるゼロトラストを選択しましたが、その効果は期待以上でした。『Cato Cloud』とKDDIのNOC (注1)・SOC (注2) による24/365の運用・監視により、以前とは比べものにならない大きな安心感が得られています。
また、『KDDI WVS 2』と『Cato Cloud』のハイブリッド構成とすることで、約950店舗の調剤薬局に設置してあるネットワーク機器を交換することなく、設計期間も含めて約1年でゼロトラスト基盤を構築できました。さらに、全面的なインターネット接続への移行に比べて、導入コストを約半分に抑えられたのも大きな成果でした」と効果を説明する。
ゼロトラスト型のネットワーク基盤によって、M&A先の企業とのインフラ統合を、高いセキュリティレベルで円滑に進められるようになった。
情報システム部 池田様は「M&A先の企業とインフラ統合を行う際には、相手のセキュリティレベルを精査して必要な対策を講じる必要があり、担当者の負担が大きく、脆弱性を見逃すなどのリスクもありました。しかし、『Cato Cloud』によって、こうしたリスクを低減するとともに、相手の状況に合わせてセキュリティポリシーを柔軟に調整できるので、安全性を確保しながら、インフラ統合をスムーズに進められるようになりました。
また、今後増加すると見込まれる訪問服薬指導などの次世代業務においても、訪問先から電子薬歴などへのリモートアクセスをより安心して行えるようになり、さらなる事業展開への基盤づくりにもつながったと思います」と言う。
また、SaaS利用の拡大に伴って課題になっていた通信の輻輳も「Cato Cloud」によって改善でき、快適な業務環境を実現できた。
野月様は「従来は、調剤薬局を含む全拠点からのインターネットアクセスをデータセンター経由で行っていたため、トラフィックが集中した際には、オンライン服薬指導やクレジットカード決済に時間がかかるなどの問題が発生していました。患者さまにご迷惑をおかけするのは一番あってはならないことであり、『Cato Cloud』で解決できるのは嬉しい発見でした」と語る。池田様は「手元のパソコンから『Cato マネージメントアプリケーション (CMA)』でアプリ単位のトラフィック可視化や帯域制御ができるので大変便利です。情報システム部の大型モニターには、つねに「CMA」が投影されており、適切にコントロールすることで、業務への影響はほぼなくなりました。患者さまへのサービス品質の向上にもつながっています。
また『Cato Cloud』の導入に際しては、KDDIが薬局全店舗の設定やシステムごとの設定作業を支援してくれ、大変助かりました。当社の業務も深く理解されているので、引き続き、有益な提案を期待しています」と話す。
ビジネスコア事業本部 産業ビジネス本部 産業ビジネス4部 2G
佐々木 一海 (左)
リューション推進本部 ソリューション3部 4G
栗原 拓三 (右)
セキュリティ対策強化をご検討されていた中、既存の「KDDI WVS 2」環境を活かすことができる「Cato Cloud」をご提案しました。お客さまにも多大なご協力をいただきながら導入を進め、「Cato Cloud」と「KDDI WVS 2」によるハイブリッド構成を実現することができました。今後もセキュリティ領域をはじめ幅広いソリューションを通じて、お客さまの更なる事業成長と価値創出に貢献してまいります。
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