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重症外傷の患者の場合、受傷から1時間以内に手術など根治術を行わねばならないという。そのため、受傷から15分以内の医師の接触を目標値に据え、時間短縮の方法を模索してきた。従来は、事故車両からの通報をきっかけに救急隊が事故現場へ急行。現場での患者観察・評価の後、基地病院にドクターヘリ出動要請がかかるまでに平均28分が経過してしまっていた。このリードタイムを短縮することが、最も重要な課題であった。
認定NPO法人「救急ヘリ病院ネットワーク」HEM-Net傘下のAACN研究会では、トヨタ自動車と協力して先進事故自動通報 (AACN) が起動するドクターヘリの実働訓練に向けて、タブレット型閲覧システムを開発した。事故発生時、従来の緊急通報サービス「HELPNET」の基礎情報に加えて、HELPNETセンターへ送信された、衝突データ (衝突方向、衝突時の速度変化、シートベルト着否など) から、アルゴリズムで乗員の死亡重傷率を推定し表示。関係機関へ一斉通報される。
アプリはヘリの運航指令者や消防、HELPNETオペレーターなど、十分な医学知識がなくても直感的に理解できるよう検討された仕様となっている。2015年3月28日には本システムを使っての実働訓練が実施された。事故車両からAACNシステムでの通報を受け、日本医科大学千葉北総病院ドクターヘリが何分後に患者へ接触できるのかを確認した。事故現場は病院から車で約20分程の場所を想定。結果として、通報後約3分でドクターヘリの出動が実現、目標値として定めた『事故発生後15分以内での患者接触』も達成できた。
救命救急センターでフライトドクターをつとめる本村友一医師は「このAACNシステムについては、将来の本格稼働、また全国展開に向けて用意を進めていきたい。」とし、さらに「今後は車の乗員のことだけでなく、接触したバイク、自転車、歩行者の状況も車の事故情報から把握し救命率を上げていきたい。」と、将来の課題についての意欲を語った。
KDDI まとめてオフィス株式会社 ソリューション営業本部 ソリューション南関東支社 ソリューション千葉支店
高木 由紀子
同救命救急センター様は、恒久的な「攻めの医療」実現のため、常に新しい救急医療体制モデルを発信し続けています。本システム開発にあたり、特にタブレット表示画面は微調整を繰り返しよりイメージに近づくよう努めました。今後も関係機関と連携し全国展開に向けて積極的に取り組んでまいります。
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