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北見赤十字病院

北見赤十字病院

概要:

医療用画像管理システム (PACS) のバックアップとして、タブレットを利用した医療用画像参照システムを導入。

導入サービス:

社名
北見赤十字病院
所在地
北海道北見市北6条東2丁目
業 種
医療・福祉
従業員規模
1,001名以上
掲載日
2015年06月

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お客さまインタビュー

事例概要

動画で事例内容をご覧いただけます。(2分38秒)

導入前の課題

PACSのバックアップとともに、
フィルムレス化後の患者さんへの新たな説明手段が求められた

医療技術部 診療放射線科 中島 勲氏
医療技術部 診療放射線科
中島 勲氏

PACSを導入して医療用画像フィルムレス化すると、サーバに障害が発生した場合、画像を閲覧できなくなり医療活動がストップしてしまう恐れがあった。そのため、障害時でも画像閲覧ができるバックアップシステムの構築が急務だった。また、従来、医師が病室を回診する際、レントゲンなどの撮影フィルムを持参して患者さんに治療方針などを説明していたが、フィルムレス化後の代替手段が求められていた。

導入後の効果

タブレットの鮮明な画像で、
患者さんへの説得力アップPACSサーバのバックアップも低コストで実現

タブレット画像参照システムを、PACSのバックアップとして導入したことで、万一PACSサーバに障害が発生しても、タブレットでいつでも医療用画像を閲覧できる体制を整えることができた。さらに、手術後でベッドから動けない患者さんなどに、医師がタブレットで検査画像を見せることで、病状や治療方針をわかりやすく説明することができるようになった。「タブレットは画像が鮮明で、拡大も自在なので、従来のフィルムより患者さんの納得度が格段にアップした」と中島先生は導入効果を語る。

医療情報管理課 情報システム係長 河野 洋樹氏
医療情報管理課 情報システム係長
河野 洋樹氏

また、本システムは汎用的なタブレットと医療用画像ビューワOsiriX HDを活用したことで、通常のPACSバックアップシステムに比べ半分以下のコストで構築することができた。ユーザーインターフェースについては、操作性を高めるためにKDDIとノーステック社、ニュートン・グラフィックス社がOsiriX HDと組み合わせて利用できる新規プログラムを開発。情報システム担当の河野氏は「不便なシステムでは先生方に活用していただけないので、例えば、見たい画像をすぐに呼び出せるように検索性を高めるなど、さまざまな工夫を行った」という。

また、タブレットとサーバの通信は院内Wi-Fiで行っているがCTなどの数百枚に及ぶ大容量画像も素早く読み込むことができるという。
現在、北見赤十字病院様では15台のタブレットを院内でのみ使用しているが、今後は、病院外での使用や、電子カルテ情報も同時に閲覧できるようにするなど用途拡大も検討。KDDIのタブレットが医師にも患者さんにも快適な医療活動をサポートしている。

  • ※ 記載された情報は、掲載日現在のものです。
担当からのメッセージ

担当からのメッセージ


KDDI まとめてオフィス東日本株式会社 ソリューション営業本部
ソリューション北海道支社 ソリューション旭川支店

老 誠


北見赤十字病院様は、「KDDI ビジネスコールダイレクト」をご利用いただくなど、以前よりお付き合いのあるお客さまでした。本案件では情報システム係、診療放射線科ご担当者様とともに、現状の課題を解決するシステムを低コストで開発することができました。今後も救急医療と高度医療の充実に役立てるようITの分野で尽力していきます。

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