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フィッシング詐欺対策を徹底解説!ネット上の資産を守るポイント

フィッシング詐欺対策を徹底解説!ネット上の資産を守るポイント

2026 4/17
フィッシング詐欺とは、実在する企業や金融機関を装って個人情報を盗み取る詐欺のことです。正規サイトに似せた偽ページへ誘導し、IDやパスワード、カード情報を入力させる手口が多く見られます。警察庁の公表資料でも、フィッシングに関する報告件数は高い水準で推移しており、被害は身近な問題となっています。メールやSMSをきっかけに被害へ発展するケースも少なくありません。本記事では代表的な手口と具体的な対策、万が一の対応方法までをわかりやすく解説します。

※ 記事制作時の情報です。

1.フィッシング詐欺とは何か

フィッシング詐欺とは、主に次のような手口で行われる詐欺行為です。

  • サイト実在する企業金融機関を装い、個人情報を盗み取ります。
  • なりすましメールメールやSMSで不安をあおり、IDやパスワード入力させます。

近年は、SNSや宅配通知悪用する事例も増えています。

1-1. 偽サイトで個人情報を盗む手口

偽サイトで個人情報を盗む手口のフロー画像

フィッシング詐欺は、正規サイト見分けがつきにくい偽サイト誘導する点が特徴です。流れは次のとおりです。

【手口の流れ】

メール・SMS受信

「至急確認」などの文面をクリック

本物そっくりのログイン画面表示

ID・パスワード入力

情報が詐欺者に送信

URLがわずかに異なる、暗号化通信表示がないなどの違いが見られる場合があります。見た目だけで判断せず、公式サイトブックマークから開く習慣を持ちましょう。

1-2. なりすましメールの見分け方

なりすましメールの主な見分け方は以下のとおりです。

宛名不自然さ:「お客さまへ」やアドレスのみなど、氏名明記されない不特定多数に向けた曖昧宛名
緊急性強調:「即時停止」「不正ログイン」など、不安過度にあおる言葉使用
個人情報要求: IDやパスワードといった、個人情報安易入力要求
不安をあおる内容ほど冷静確認してください。公式サイト直接アクセスして事実を確かめることが重要です。

1-3. 被害額と実際の事例

警察庁公表資料によると、インターネットバンキング不正送金被害依然として発生しています。代表的被害例は次のとおりです。

被害内容 影響
銀行口座の不正送金 預金が第三者口座へ送金される
ECサイトの不正購入 高額商品を勝手に注文される
通販サイト不正ログイン IDとパスワードの流出
宅配業者の不在通知 携帯電話に登録されている電話番号に、荷物追跡の内容のSMSが大量に送信される

一度情報が盗まれると、複数サービス被害が広がるおそれがあります。

2.フィッシング詐欺の主な手口

フィッシング詐欺の主ななりすまし手口以下のとおりです。

銀行不正送金防止本人確認を装い、偽ログイン画面誘導
ECサイト支払情報配送先確認不備理由カード情報要求
SNS:乗っ取り被害警告でID・パスワードを盗み出す。
SMS:宅配不在通知を装い、偽サイト不正アプリ誘導

2-1. 銀行を装ったメール

大手銀行を装ったメールでは、「不正利用可能性確認されました」「セキュリティ強化のため再認証必要です」などの文面が使われます。中には「本日中手続きを行わない場合口座凍結します」と記載されることもあります。リンク先は本物そっくりのログイン画面ですが、URLの一部が異なるケースが多く見られます。

銀行メール暗証番号ワンタイムパスワード入力を求めることはありません。不審場合公式窓口直接問い合わせてください。差出人表示名だけで信用せず、メールアドレスドメインまで必ず確認しましょう。

2-2. ショッピングサイトになりすます手口

大手通販サイトを装うメールでは、「支払方法問題があります」「アカウント確認してください」と案内されます。リンク先のURLが正規サイトと似た文字列になっている場合がありますが、よく見ると余分文字が含まれていることがあります。安全確認のため、ブラウザアドレス欄を必ず確認しましょう。

正規サイト通信暗号化された 「https」で始まり、公式ドメイン表示されます。注文していない内容通知が届いた場合も、慌ててリンクを開くのは危険です。まずは公式サイトから購入履歴を確かめるなど、慎重事実確認を行うことが大切です。 

2-3. スマホに届く偽SMS


宅配業者名乗るSMSでは「荷物をお届けできませんでした」と通知し、再配達手続きを促し、通信会社を装う場合は「料金未納」などの文面が用いられます。リンクを開くと偽サイト誘導され、情報入力を求められます。対策として、スマホ迷惑メッセージ対策機能有効にしましょう。設定画面から不審送信元ブロックし、不明番号からのURLは開かないよう心がけてください。

公式アプリから配送状況契約状況確認する習慣有効です。少しでも不安を感じた場合は、その場で操作せず家族サポート窓口相談してください。

スマホに届く偽SMSのイメージ画像

3.フィッシング詐欺への対策

フィッシング詐欺対策には次のような方法有効です。

  • 複雑パスワード設定し、使い回さないようにする。
  • 段階認証設定して不正ログインを防ぐ。
  • メール差出人やURLを確認する。
  • 公式アプリブックマークからアクセスする。

3-1. パスワード管理で身を守る方法

フィッシング対策基本は、強固パスワード設定することです。英字大文字小文字数字記号を組み合わせ、できれば12文字以上にすると安全性が高まります。一方で、生年月日名前など推測されやすい文字列は避けたほうがよいでしょう。

注意したいのは使い回しです。複数サービスで同じパスワード利用すると、1つの情報漏えいから被害連鎖するおそれがあります。サービスごとに異なるパスワード設定してください。

管理負担に感じる場合は、パスワード管理アプリ活用有効です。複数のIDとパスワードをまとめて安全保管でき、必要なときに呼び出せます。代表的なものに1PasswordやBitwardenがあります。アプリ利用する場合は、すべての鍵となるマスターパスワード厳重管理しましょう。定期的見直しと確認も忘れずに行うことが大切です。

3-2. 二段階認証の設定手順

セキュリティ強化するための二段階認証は、各サービス設定画面から簡単有効化できます。

  • Google
    ① Googleアカウントを開く
    ②「セキュリティログイン」を開く
    ③「2段階認証プロセス有効にする」を選択
    ④ 画面指示に沿って手順完了
    OSのバージョンやご利用環境によって異なる場合があります。

  • Apple
    ① iPhone等の設定を開く
    ②「ユーザー名」を選択し「サインインセキュリティ」を選択
    ③「2ファクタ認証」の機能有効 (オン) に切り替える
    OSのバージョンやご利用環境によって異なる場合があります。

  • 銀行 (ネットバンキング)
    ① 各銀行マイページログインし、セキュリティ設定画面を開く
    ②「ワンタイムパスワード」や「スマホ認証」の利用設定選択
    ③ 銀行専用アプリダウンロードし、端末紐付けて完了
  • ※ ご利用金融機関アプリによって操作方法が異なる場合があります。

3-3. セキュリティソフトの選び方

セキュリティソフトを選ぶ際は、防御力だけでなく、手持ちのデバイス数や必要付加機能 (VPNやパスワード管理など) とのバランス考慮することが重要です。

主要セキュリティソフトの機能比較
ソフト名 主な機能 対応デバイス
ウイルスバスタークラウド 多層防御、フィッシング詐欺ブロック、決済保護ブラウザ など Windows、Mac、Chromebook、Android、iOS
ノートン 360 セキュアVPN、パスワードマネージャー、クラウドバックアップ、ダークウェブ モニタリング など Windows、Mac、Android、iOS
マカフィー 個人情報モニタリング、パスワード管理機能、VPN、トラッカーリムーバー など Windows、Mac、Android、iOS
ESET 多層防御、サーバーセキュリティ、モバイル脅威対策、フルディスク暗号化 など Windows、Mac、Android、iOS
Microsoft Defender 自動調査・修復機能 (EDR)、攻撃面の縮小、脆弱性管理 Windows、Mac、Android、iOS

4.フィッシング詐欺の被害に遭った場合は

フィッシング詐欺被害発覚した際は直ちに次の対応を行い、被害拡大防止しましょう。

  • パスワード変更
  • 金融機関カード会社連絡
  • 警察相談窓口へ届け出る
  • 利用履歴確認

4-1. すぐに行う3つの緊急対応

被害に遭った際の対応には優先順位があります。次の順に対応しましょう。

パスワード変更被害に遭った可能性のあるサービスログインし、パスワードを新しいものへ変更してください。同じパスワードを使っているほかのサービス一緒見直しましょう。二段階認証未設定であれば、この機会有効化します。

利用先への連絡銀行クレジットカード会社公式窓口電話し、不正利用有無確認してください。必要に応じてカード停止口座凍結手続きを依頼します。

警察相談最寄りの警察署サイバー犯罪相談窓口連絡し、被害状況を伝えましょう。詐欺メール不審画面保存データがあると手続きが円滑に進みます。

4-2. 金融機関への連絡方法

フィッシング被害が疑われる場合は、速やかに金融機関連絡して利用停止手続きを行ってください。各社連絡窓口変更されることがあるため、必ず最新情報公式サイト確認しましょう。

金融機関名 窓口名
三菱UFJ銀行 喪失受付センター
三井住友銀行 三井住友フリーダイヤル
みずほ銀行 喪失受付センター
ゆうちょ銀行 カード紛失センター

問い合わせの際は、取引日時被害金額、届いたメール内容整理して伝えると対応スムーズです。なお、暗証番号ワンタイムパスワードは、担当者であっても伝えてはいけません。

4-3. 被害拡大を防ぐチェックリスト

被害の広がりを防ぐため、次の項目順番確認してください。

パスワード変更被害に遭ったサービスに加え、同じパスワードを使い回しているほかの重要サービス変更しましょう。

利用履歴確認クレジットカード銀行口座不審取引がないか細かく確認してください。

セキュリティ警告見直し:ログイン通知や身に覚えのないアクセスがあれば早急対処します。

家族同僚注意喚起同様被害を防ぐため情報共有しましょう。

ブロック設定強化迷惑メールやSMSの受信設定見直しも有効です。

一つずつ確実実行し、再発防止につなげてください。

5.フィッシング詐欺を予防するには

フィッシング詐欺を防ぐには、日頃からの心がけと情報共有重要です。

  • 不審メールやSMSのリンクは開かず、必ず公式サイトから確認する。
  • パスワードの使い回しを避け、二段階認証設定する。
  • 家族最新詐欺手口共有し、高齢者や子どもにも注意点を伝える。
  • 警察庁金融機関公式サイト注意情報定期的確認する。

5-1. 日頃から心がける習慣


日頃から心がける習慣のイメージ画像

フィッシング詐欺を防ぐためには、日常行動を少し意識することが大切です。サイトを開くときは、メールやSMSに書かれたリンクをそのまま押すのではなく、あらかじめ登録したブックマーク公式アプリからアクセスしましょう。画面上部のURLも確認し、見慣れない文字不自然表記がないか落ち着いて確かめてください。

パスワードは長めに設定し、サービスごとに変えることが基本です。定期的見直し、不審ログイン通知が届いていないか確認する習慣役立ちます。また、家族最近詐欺手口共有し、高齢者や子どもにも具体的注意点を伝えましょう。こうした小さな積み重ねが、大きな被害を防ぐ力になります。

5-2. 最新手口の情報収集方法

最新詐欺手口は日々驚くほどのスピード進化しているため、自分だけは大丈夫だと思わず、信頼できる公的機関情報定期的に取り入れることが大切です。特におすすめなのが、警察庁サイバー警察局フィッシング対策協議会公式サイトです。ここでは、今まさに流行している偽メール文面や、実在する企業を装った巧妙手口具体的紹介されています。

また、利用している銀行クレジットカード会社トップページにある「重要なお知らせ」にも必ず目を通すようにしましょう。手口を知っているだけで、怪しい連絡がきたときに一瞬違和感に気づけるようになります。

月に一度ニュースチェックするような気軽気持ちでこれらのサイトを覗く習慣を付け、自分家族安全を守るための知識アップデートしていきましょう。

6.まとめ

フィッシング詐欺特別な人だけが狙われるものではなく、誰にでも起こり得る身近問題です。ただし、仕組みや代表的手口理解していれば、被害を防ぐ可能性は大きく高まります。パスワード強固設定することや二段階認証有効にすること、URLを確認してから操作することなど、基本的対策確実に行いましょう。

もし被害が疑われる場合は、すぐにパスワード変更利用先への連絡を行うことが大切です。日頃から正確情報を集め、家族職場でも注意点共有していきましょう。

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