信頼性の高いクラウド環境を構築。
通信と多様なケイパビリティを活用し、DXと事業基盤サービスでお客さまビジネスを支援します。
CO2排出量の可視化から削減まで、一貫してカーボンニュートラル実現を支援します。
KDDIは『つなぐチカラ』でビジネス、ライフスタイル、社会をアップデートします。
場所にとらわれずつながるソリューションを、デバイスからセキュリティまで支援します。
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中小規模の事業者向けに特化したスマートフォンのご利用方法のご案内です。
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※ 記事制作時の情報です。
サーバーは、ユーザーの指示に従ってデータや情報を処理し、さまざまなサービスを提供するコンピューターを指します。日常生活においては、ネットショッピングやモバイル決済、銀行のATMなどのさまざまなサービスに用いられています。
一方、企業では業務システムや基幹システム、POSシステム、データベース管理など多岐にわたる用途で用されています。
サーバーは、サービスを提供するコンピューターを意味し、それを利用する側のコンピューターをクライアントと呼びます。クライアントの役割は、サーバーにリクエストを送り、必要なデータやサービスを受け取ることです。
例えば、ユーザーがインターネットでWebサイトを見る際、スマートフォン (クライアント) からサイトにアクセスすると、そのリクエストがサーバーに送られます。サーバーがそのリクエストを処理してWebページの情報を返し、クライアントがこの情報を受け取って画面に表示することにより、ユーザーはWebページを閲覧することができます。
サーバーは利用環境、用途、仕組みによってさまざまな種類に分類されます。クライアントからの要求を受けるだけの受動的な役割を持つ従来型のサーバーに加え、AIやIoTの進化に伴い、自らデータや通知などを発信する能動的な役割を担うサーバーなども登場しています。
サーバーはクライアントからのリクエストに応じてアプリケーションを使用し、リクエスト内容を処理します。具体的には、Webサーバーはパソコンやスマートフォンのブラウザからのアクセスにより、Webページのデータを提供しています。
このような処理は、パソコンと同様、サーバーに必要なOSやソフトウェアをインストールすることで実現可能です。
サーバーがパソコンと大きく異なるのは、高い処理能力と安定性が求められる点です。サーバーは多数のクライアントからのリクエストを同時に進めるため、高い処理能力が必要になります。
また、24時間365日稼働し続けることが前提であり、ハードウェアの信頼性や適切な負荷分散も不可欠です。
サーバーは利用環境や目的に応じて、次の4種類に分類されます。
専用サーバーは、1台のサーバーを1つのアカウントが専用で利用できるサーバーのことです。例えば、大規模なWebサイトの運営は、大量のアクセスに対応する高い処理能力が必要となるため、専用サーバーが最適です。
メリット
デメリット
共用サーバーとは、1台のサーバーを複数のアカウントで共同利用するサーバーです。個人ブログなど小規模なWebサイトの運営に適しています。
メリット
クラウドサーバーは、仮想環境で稼働するサーバーです。一時的なアクセスの急増が予想されるチケット販売サイトや、オンラインショップをはじめ、さまざまなWebサービスに幅広く対応できる柔軟性を持っています。
メリット
デメリット
VPSとは「Virtual Private Server」の略称であり、日本語では「仮想専用サーバー」といいます。1台の物理サーバーを複数の仮想サーバーに分割し、それぞれを独立したサーバーとして運用するサービスです。中小規模のWebサイト運営や独自のアプリケーションを利用する場合に加え、リモートワークなど、多様な目的に柔軟に対応することができます。
メリット
デメリット
サーバーは用途別で分類すると、「受動型」と「能動型」の2つに大別されます。「受動型」はクライアントからのリクエストに応じてレスポンスを返す従来型のサーバーを指します。
一方「能動型」はAIやIoTなどで利用され、自らデータを発信したり、異常検知を通知するなどの機能を提供するサーバーです。後者の例でいうと、IoTサーバーはセンサーで収集したデータを分析し、異常を検知するとメンテナンススタッフに通知します。
分類 | 種類 | 機能 |
---|---|---|
受動型 | ファイルサーバー | ネットワーク上でファイルを共有・保存し、複数のアカウントでアクセスできる環境を提供する |
Webサーバー | Webサイトのコンテンツを管理し、ユーザーのリクエストに応じてページを提供する | |
DBサーバー | データベースを管理し、大量の情報を効率的に保存、検索、更新する | |
DNSサーバー | ドメイン名とIPアドレスを変換し、Webサイトのアドレス入力時に正しいサーバーへ誘導する | |
メールサーバー | メールの送受信を管理し、ユーザー間の通信を円滑にする | |
アプリケーションサーバー | 動的なWebページを生成し、Webアプリケーションの機能を提供する | |
DHCPサーバー | ネットワーク内のクライアントにIPアドレスを自動で割り当てる | |
能動型 | ||
SNMPサーバー | ネットワーク機器の状態を監視し、異常が発生した際に通知する | |
監視サーバー | サーバーやネットワーク、アプリケーションの動作を監視し、障害や異常を検知する | |
RPAサーバー | 業務プロセスを自動化するためのタスクを管理し、繰り返しの作業を効率化する | |
BPMSサーバー | 企業内の業務フローを統合・管理し、プロセスの可視化や改善を支援する | |
IoTサーバー | IoTデバイスを遠隔で管理し、データの収集や制御を行う |
サーバーは、アプライアンスサーバーと汎用サーバーの2種類に分類されます。これらは、それぞれ物理環境と仮想環境の双方で運用できます。アプライアンスサーバーは、Webサーバーやメールサーバーなど特定の用途に特化した専用サーバーとして設計されています。
一方、汎用サーバーは必要なOSやソフトウェアをインストールして構築し、用途に応じて変更できるサーバーです。
分類 | 運用環境 | 特徴 |
---|---|---|
アプライアンスサーバー | 物理環境 | 種類が豊富で、用途に合わせてハードウェアを特注することができる |
仮想環境 | クラウドやVPSで利用でき、必要に応じてリソースの増減が簡単に行える | |
汎用サーバー | ||
物理環境 | 使用するOSやソフトウェアにより、多様な機能を設定できる | |
仮想環境 | クラウドの場合はサービスにより制限が課される可能性があるが、VPS環境では比較的カスタマイズ性が高い |
クラウドサーバーは、その柔軟性の高さから多くの企業で導入が進んでいます。従来のオンプレミスサーバーからクラウドサーバーへ移行することで、コスト削減や運用効率の向上、セキュリティ強化などの効果が期待できます。
企業におけるクラウドサーバーの具体的な導入事例を紹介します。
各種カバンの製造販売を手掛けるエース株式会社様では、大規模災害やサイバー攻撃に耐え得る堅牢なシステムを構築する際、いくつかの課題が生じました。従来のオンプレミスのサーバーでは、物理的な設備の維持管理に多くのコストと手間がかかり、サーバーの更新作業が大きな負担となっていました。また、リモートワークの普及に伴い、従業員が安心して快適に業務を行えるネットワーク環境の整備も早急な対応が求められました。
これらの課題を解決するために導入したのが、既存のMicrosoft製品との親和性が高く、優れた信頼性を持つクラウド環境と国内2拠点の冗長構成を有する「Microsoft Azure with KDDI」です。サーバーの堅牢性が確保できるうえ管理負担が軽減され、維持コストも従来のデータセンターに比べて約15%削減することができました。
また、閉域網とセキュアなリモートアクセス環境を構築することで、社外からでも安全に社内システムへ接続できる仕組みもできました。
その結果、自宅などから社内ネットワークへ接続する際のトラフィック増加が原因でつながりにくい課題が解消し、リモートワークでもスムーズに業務を遂行できるようになっています。
道路舗装工事やアスファルト合材の製造・販売などを行う大成ロテック株式会社様は、受注業務の効率化に課題を抱えていました。従来、アスファルト合材の受発注は電話やFAXで行われており、受発注者双方にとって大きな負担となっており、受注情報の社内伝達スピードも改善が必要でした。
これらの課題を解決するため、KDDIと共同でクラウド基盤である「KDDIクラウドプラットフォームサービス」を利用したオーダーシステム「アスプラネットシステム」を開発しました。このシステムにより、PCやモバイル端末を通じて受注情報を瞬時に工場内で共有できるようになり、業務スピードが大幅に向上しました。
さらに、モバイルアプリを活用することで、夜間や休日の工事現場でも時間を気にせず発注が可能となり、お客さまの負担軽減につながっています。
KDDIの技術支援により、合材工場の特殊な業務プロセスを理解したうえでシステムが提案・開発され、業務の省力化とサービス向上が実現しました。
これにより、大成ロテック株式会社様のビジネス支援だけでなく、道路舗装業界全体の課題解決にも貢献しています。
サーバーは、私たちの生活やビジネスの基盤として欠かせない存在です。
専用サーバーや共用サーバーなどのさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。クラウドサーバーの活用事例に見られるように、サーバーの選択はコスト削減や運用効率の向上、セキュリティ対策にも直接的な影響を及ぼします。
自社の用途に応じて、適切なサーバーの導入・運用を実施しましょう。
KDDIでは、高い信頼性と柔軟性を兼ね備えたデータセンターやクラウドサーバーを提供することで、お客さまのビジネス基盤を支えます。複雑化するシステム運用の課題を解決し、運用負担の軽減、セキュリティ強化、コスト削減など、お客さまの状況に合わせたネットワーク基盤構築を専門のスタッフが、導入から運用まできめ細かくご支援します。
クラウドサーバーをご検討中の方は、ぜひKDDIにご相談ください。