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サーバーとは?種類、役割、仕組みとビジネス活用事例を徹底解説

サーバーとは?
種類、役割、仕組みとビジネス活用事例を徹底解説

2025 3/31
サーバーとは、ネットワークを通じてパソコンなどにサービスを提供するコンピューターのことです。オンラインショッピングやモバイル決済、企業の基幹システム、POSシステムなど、幅広い用途で活用されています。本記事ではサーバーの種類や役割、仕組みについて詳しく解説し、ビジネスにおける活用事例も紹介します。

※ 記事制作時の情報です。

目次

  1. サーバーとは
  2. サーバーの種類、役割、仕組み
  3. クラウドサーバーの導入事例
  4. まとめ

1.サーバーとは

サーバーは、ユーザー指示に従ってデータ情報処理し、さまざまなサービス提供するコンピューターを指します。日常生活においては、ネットショッピングモバイル決済銀行のATMなどのさまざまなサービスに用いられています。
一方企業では業務システム基幹システム、POSシステムデータベース管理など多岐にわたる用途で用されています。


1-1. サーバーとクライアントの違い

サーバーは、サービス提供するコンピューター意味し、それを利用する側のコンピュータークライアントと呼びます。クライアント役割は、サーバーリクエストを送り、必要データサービスを受け取ることです。

例えば、ユーザーインターネットでWebサイトを見る際、スマートフォン (クライアント) からサイトアクセスすると、そのリクエストサーバーに送られます。サーバーがそのリクエスト処理してWebページ情報を返し、クライアントがこの情報を受け取って画面表示することにより、ユーザーはWebページ閲覧することができます。


2.サーバーの種類、役割、仕組み

サーバー利用環境用途仕組みによってさまざまな種類分類されます。クライアントからの要求を受けるだけの受動的役割を持つ従来型サーバーに加え、AIやIoTの進化に伴い、自らデータ通知などを発信する能動的役割を担うサーバーなども登場しています。


2-1. サーバーの仕組み

サーバークライアントからのリクエストに応じてアプリケーション使用し、リクエスト内容処理します。具体的には、Webサーバーパソコンスマートフォンブラウザからのアクセスにより、Webページデータ提供しています。
このような処理は、パソコン同様サーバー必要なOSやソフトウェアインストールすることで実現可能です。

サーバーパソコンと大きく異なるのは、高い処理能力安定性が求められる点です。サーバー多数クライアントからのリクエスト同時に進めるため、高い処理能力必要になります。
また、24時間365日稼働し続けることが前提であり、ハードウェア信頼性適切負荷分散不可欠です。


2-2. 利用環境別のサーバーの種類

サーバー利用環境目的に応じて、次の4種類分類されます。
 

専用サーバー

専用サーバーは、1台のサーバーを1つのアカウント専用利用できるサーバーのことです。例えば、大規模なWebサイト運営は、大量アクセス対応する高い処理能力必要となるため、専用サーバー最適です。
 

メリット

  • ほかの利用者トラフィック負荷影響を受けないことにより、動作安定性が増す
  • 管理者権限付与される場合は、サーバー設定カスタマイズリソース最適化可能になる
  • 業務要件に合わせて、専用ソフトウェアセキュリティ対策導入できるため、柔軟運用実現できる

専用サーバーのイメージ画像

デメリット

  • サーバー占有して使用するため、月額料金初期費用高額になることが多い
  • 管理者権限付与される場合サーバー設定セキュリティに関する専門知識必要になる

共用サーバー

共用サーバーとは、1台のサーバー複数アカウント共同利用するサーバーです。個人ブログなど小規模なWebサイト運営に適しています。
 

メリット

  • 専用サーバーと比べると、サーバー運用コストが低い傾向にあり、予算を抑えながらWebサイトオンラインサービス運用可能になる
  • サーバー管理事業者側が行うため、サーバーに関する専門知識がなくても運用できる
  • OSの設定セキュリティ対策事業者側提供するため、管理手間軽減される
  • 導入容易で、申し込みからサービス開始までの期間が短い

デメリット
  • ほかの利用者リソース共有しているため、同じサーバー内で運用されているWebサイトアプリケーション原因処理速度が遅くなるような影響を受ける場合がある
  • 管理者権限付与されない場合は、利用できる機能カスタマイズ自由度が低い

クラウドサーバー

クラウドサーバーは、仮想環境稼働するサーバーです。一時的アクセス急増予想されるチケット販売サイトや、オンラインショップをはじめ、さまざまなWebサービス幅広対応できる柔軟性を持っています。
 

メリット

  • CPU、メモリーストレージなどのリソース柔軟増減でき、利用状況に応じて最適環境構築ができる
  • 利用したいリソース量に応じて選択できるため、初期費用を低く抑えられる
  • サーバーハードウェア管理不要で、故障老朽化によるメンテナンス作業発生しない

クラウドサーバーのイメージ画像

デメリット

  • 多くのケース従量課金制採用されており、利用するリソース量に応じてコスト変動する
  • 仮想環境複数アカウント共有するため、同じインフラ上でほかのサーバー高負荷状態になるとパフォーマンス低下する可能性がある

VPS (仮想専用サーバー)

VPSとは「Virtual Private Server」の略称であり、日本語では「仮想専用サーバー」といいます。1台の物理サーバー複数仮想サーバー分割し、それぞれを独立したサーバーとして運用するサービスです。中小規模のWebサイト運営独自アプリケーション利用する場合に加え、リモートワークなど、多様目的柔軟対応することができます。
 

メリット

  • 管理者権限付与されることが一般的で、自由にOSやアプリケーションインストールができる
  • ほかのユーザーとのリソース干渉が少なく、安定したパフォーマンス維持しやすい
  • 専用サーバーと比べてコストを抑えながら、より手軽独立したサーバー環境利用できる

デメリット

  • OSの設定変更セキュリティ対策トラブルシューティングなどの専門知識必要
  • 仮想サーバーのため、自由にCPUやメモリー拡張することが困難


2-3. 機能別のサーバーの種類

サーバー用途別分類すると、「受動型」と「能動型」の2つに大別されます。「受動型」はクライアントからのリクエストに応じてレスポンスを返す従来型サーバーを指します。
一方能動型」はAIやIoTなどで利用され、自らデータ発信したり、異常検知通知するなどの機能提供するサーバーです。後者の例でいうと、IoTサーバーセンサー収集したデータ分析し、異常検知するとメンテナンススタッフ通知します。

分類 種類 機能
受動型 ファイルサーバー ネットワーク上でファイルを共有・保存し、複数のアカウントでアクセスできる環境を提供する
Webサーバー Webサイトのコンテンツを管理し、ユーザーのリクエストに応じてページを提供する
DBサーバー データベースを管理し、大量の情報を効率的に保存、検索、更新する
DNSサーバー ドメイン名とIPアドレスを変換し、Webサイトのアドレス入力時に正しいサーバーへ誘導する
メールサーバー メールの送受信を管理し、ユーザー間の通信を円滑にする
アプリケーションサーバー 動的なWebページを生成し、Webアプリケーションの機能を提供する
DHCPサーバー ネットワーク内のクライアントにIPアドレスを自動で割り当てる
能動型
SNMPサーバー ネットワーク機器の状態を監視し、異常が発生した際に通知する
監視サーバー サーバーやネットワーク、アプリケーションの動作を監視し、障害や異常を検知する
RPAサーバー 業務プロセスを自動化するためのタスクを管理し、繰り返しの作業を効率化する
BPMSサーバー 企業内の業務フローを統合・管理し、プロセスの可視化や改善を支援する
IoTサーバー IoTデバイスを遠隔で管理し、データの収集や制御を行う

2-4. 仕組みによるサーバーの分類

サーバーは、アプライアンスサーバー汎用サーバーの2種類分類されます。これらは、それぞれ物理環境仮想環境双方運用できます。アプライアンスサーバーは、Webサーバーメールサーバーなど特定用途特化した専用サーバーとして設計されています。
一方汎用サーバー必要なOSやソフトウェアインストールして構築し、用途に応じて変更できるサーバーです。

分類 運用環境 特徴
アプライアンスサーバー 物理環境 種類が豊富で、用途に合わせてハードウェアを特注することができる
仮想環境 クラウドやVPSで利用でき、必要に応じてリソースの増減が簡単に行える
汎用サーバー
物理環境 使用するOSやソフトウェアにより、多様な機能を設定できる
仮想環境 クラウドの場合はサービスにより制限が課される可能性があるが、VPS環境では比較的カスタマイズ性が高い

3.クラウドサーバーの導入事例

クラウドサーバーは、その柔軟性の高さから多くの企業導入が進んでいます。従来オンプレミスサーバーからクラウドサーバー移行することで、コスト削減運用効率向上セキュリティ強化などの効果期待できます。

企業におけるクラウドサーバー具体的導入事例紹介します。


3-1. 堅牢なシステムと快適なリモートワーク環境を低コストで実現

各種カバン製造販売手掛けるエース株式会社様では、大規模災害サイバー攻撃に耐え得る堅牢システム構築する際、いくつかの課題が生じました。従来オンプレミスサーバーでは、物理的設備維持管理に多くのコスト手間がかかり、サーバー更新作業が大きな負担となっていました。また、リモートワーク普及に伴い、従業員安心して快適業務を行えるネットワーク環境整備早急対応が求められました。

これらの課題解決するために導入したのが、既存のMicrosoft製品との親和性が高く、優れた信頼性を持つクラウド環境国内2拠点冗長構成を有する「Microsoft Azure with KDDI」です。サーバー堅牢性確保できるうえ管理負担軽減され、維持コスト従来データセンターに比べて約15%削減することができました。
また、閉域網セキュアリモートアクセス環境構築することで、社外からでも安全社内システム接続できる仕組みもできました。
その結果自宅などから社内ネットワーク接続する際のトラフィック増加原因でつながりにくい課題解消し、リモートワークでもスムーズ業務遂行できるようになっています。


3-2. 受注業務の効率化と情報共有の迅速化で業界全体の課題解決に貢献

道路舗装工事アスファルト合材製造販売などを行う大成ロテック株式会社様は、受注業務効率化課題を抱えていました。従来アスファルト合材受発注電話やFAXで行われており、受発注者双方にとって大きな負担となっており、受注情報社内伝達スピード改善必要でした。

これらの課題解決するため、KDDIと共同クラウド基盤である「KDDIクラウドプラットフォームサービス」を利用したオーダーシステムアスプラネットシステム」を開発しました。このシステムにより、PCやモバイル端末を通じて受注情報瞬時工場内共有できるようになり、業務スピード大幅向上しました。
さらに、モバイルアプリ活用することで、夜間休日工事現場でも時間を気にせず発注可能となり、お客さまの負担軽減につながっています。

KDDIの技術支援により、合材工場特殊業務プロセス理解したうえでシステム提案開発され、業務省力化サービス向上実現しました。
これにより、大成ロテック株式会社様ビジネス支援だけでなく、道路舗装業界全体課題解決にも貢献しています。


4.まとめ

サーバーは、私たちの生活ビジネス基盤として欠かせない存在です。
専用サーバー共用サーバーなどのさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。クラウドサーバー活用事例に見られるように、サーバー選択コスト削減運用効率向上セキュリティ対策にも直接的影響を及ぼします。

自社
用途に応じて、適切サーバー導入運用実施しましょう。


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KDDIでは、高い信頼性柔軟性を兼ね備えたデータセンタークラウドサーバー提供することで、お客さまのビジネス基盤を支えます。複雑化するシステム運用課題解決し、運用負担軽減セキュリティ強化コスト削減など、お客さまの状況に合わせたネットワーク基盤構築専門スタッフが、導入から運用まできめ細かくご支援します。
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