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AWSとは?何ができるのかを分かりやすく解説

AWSとは?
何ができるのかを分かりやすく解説

2025 7/31
「AWS (Amazon Web Services) 」は、サーバーやストレージ、データベースなど多様なITリソースをインターネット経由で柔軟・迅速に利用できるクラウドサービスです。従来のような物理サーバーの設置・運用が不要で、初期コストや管理の手間を削減しながら、ビジネスの拡大や変化にもスピーディーに対応できます。この記事では、「AWS」の基礎知識から具体的な活用方法、さらに実際の導入事例まで、クラウド活用を検討されている方に向けて分かりやすくご紹介します。

※ 記事制作時の情報です。

1.「AWS」とは

「AWS」とは、「Amazon Web Services」の略称であり、Amazon社が提供するクラウドコンピューティングサービスです。インターネット経由サーバーストレージデータベースなど多数のITリソース必要なときに必要な分だけ利用できます。

代表的サービスとして、仮想サーバーとして利用できる「Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) 」やストレージサービスの「Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) 」などがあります。

パソコンでAWSを利用しているイメージ

1-1.従来の物理サーバーと「AWS」の違い

「AWS」などのクラウドサービス登場以前は、自社サーバー (物理サーバー) を購入し、会社オフィスデータセンター設置管理する「オンプレミス」という方法一般的でした。この場合サーバー本体周辺機器購入設置スペース確保電源空調定期的メンテナンスなど、初期費用管理手間が大きくかかります。万が一、必要処理能力が増えた場合には、サーバー追加購入しなければならず、導入増設には時間コストもかかっていました。

一方、クラウドサービスは、サーバーストレージなどのITリソースを、インターネット経由で“必要なときに必要な分だけ”借りて使うことができます。そのため、自社物理的機器用意する必要がなく、申し込み後すぐに使い始められる点が大きな特長です。新しいシステムを試したいなど一時的利用にも柔軟対応できるだけでなく、使った分だけ料金発生するため、無駄コストを抑えることができます。

2.「AWS」でできること

「AWS」を利用すると、さまざまなITインフラシステムクラウド上で柔軟迅速構築運用できます。ここでは主要な4つの分野代表的なAWSサービス紹介します。


2-1.サーバー環境構築

サーバー環境構築では、「Amazon EC2」というサービスを使って、AWSの仮想サーバー必要スペック・台数だけ利用することができます。スペック変更冗長化 (サーバー複数台構成) も簡単なので、ビジネス成長変化に合わせてIT基盤柔軟調整できます。


2-2.データ保存

パソコンでデータを保存管理するイメージ

データ保存には、「Amazon S3」が活躍します。契約しているストレージ容量に応じて、書類ファイル画像動画などの各種コンテンツ保存先として広く使われています。さらに「Amazon S3」は99.999999999% (※) という非常に高いデータ耐久性を誇り、業務データバックアップアーカイブ大容量データ交換ビッグデータ分析保管場所にも最適です。

また、アクセス権限バージョニングライフサイクル管理など高度管理機能充実しているため、ビジネス用途から新規サービスの立ち上げまで、さまざまなシーン柔軟活用できるのが魅力です。


2-3.データベース利用

データベース利用も「AWS」の得意分野です。「Amazon RDS (Relational Database Service) 」を利用すれば、主要データベースクラウド上で簡単セットアップ・運用できます。データバックアップ冗長化などの管理作業は「AWS」が自動対応するため、管理者負担が大きく軽減されます。


2-4.プログラムの実行環境

プログラム実行環境としては、「AWS Lambda」が代表的です。「AWS Lambda」では自社仮想サーバー準備管理をせずとも、サーバーレス利用可能です。使った分だけ課金されるので、コスト効率的に抑えることができます。

3.「AWS」導入事例のご紹介

大企業をはじめ多くの企業が、「AWS」の先進的クラウドサービス活用することで、業務効率化事業基盤強化、新たなサービス創出実現しています。ここでは、金融業製造業という異なる業界2社の「AWS」活用事例をご紹介します。


3-1.auフィナンシャルサービス株式会社様


動画で事例内容をご覧いただけます。(3分34秒)

auフィナンシャルサービス株式会社様では、「AWS」を導入することで、従来オンプレミス環境が抱えていた課題解決しています。運用保守代行による日々の運用負荷軽減のみならず、24時間365日監視オプション活用することでユーザー気付く前に障害検知できる体制実現しています。これにより、障害発生時ダウンタイム大幅減少し、システム担当者本来注力すべき業務ユーザーサービス改善に、より多くの時間を割けるようになりました。また、「AWS」のスケーラビリティを活かし、必要な分だけリソース最適化することで、ITコストも約3割削減しています。

このように、「AWS」とKDDIのサポートを組み合わせることで、安定したシステム運用業務効率化コスト最適化同時実現しています。実際活用事例以下参考記事をご参照ください。


3-2.TOTO株式会社様


動画で事例内容をご覧いただけます。(2分57秒)

TOTO株式会社様は、水まわり製品のDX推進目的に、スマートフォンアプリでお風呂掃除やお湯はりなどを遠隔操作できるサービス開発しました。このサービス実現にあたっては、遠隔操作を行うためのIoT機器開発経験がないことやプロジェクト最適クラウドサービス選定課題となりましたが、KDDIとともに「AWS」基盤活用することで、確実システム連携効率的運用実現しました。実際サービス提供開始後は、多くのお客さまから「家事負担が減った」と好評の声が寄せられています。

実際活用事例以下参考記事をご参照ください。

4.「AWS」ならKDDIがおススメ

このように、KDDIでは、「AWS」の導入から運用サポートまで法人のお客さまに総合的支援提供しています。これまでのご支援結果として「AWS」のパートナープログラムにおける最上位認定取得しており、AWS認定技術者をKDDI社内多数擁するほか、グループ会社との連携による高度技術力で、お客さまのビジネスクラウド活用強力サポートします。

また、KDDI経由で「AWS」をご契約いただくことで、ご利用料金最大で7% (注1) 割引となるケースもあり、コストを抑えながら豊富な「AWS」のサービス活用できます。「AWS」の導入運用体制でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

  • 注1) 海外リージョンをご利用の場合も最大7%割引が適用されます。また、マーケットプレイスは適用対象外です。
  • ※ 本記事内で使用している画像はイメージです。実際のデザインや機能とは異なる場合があります。
  • ※ その他会社名、各製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。

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