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Microsoft Excel (エクセル) とは?初心者向けに基本用語や便利機能を解説!

Microsoft Excel (エクセル) とは?
初心者向けに基本用語や便利機能を解説!

2025 6/30
「Microsoft Excel」は、Microsoft社が提供する表計算ソフトです。数値データの扱いに長けており、ビジネスシーンを中心に広く利用されています。表作成や計算、グラフ作成、データ管理など、その機能は多岐にわたり、さまざまな作業の効率化に役立てることができます。
初めてExcelを使う方に向けて、Excelの基本用語や便利機能について解説します。

※ 記事制作時の情報です。

1.Excelの概要と知っておきたい用語

Microsoft Excel (以下、Excel) を使い始めるにあたって、いくつか知っておくと役立基本的用語があります。ここでは、ワークシートセル、そしてリボンといった、Excel基本用語について解説します。これらの用語理解することで、Excelの操作画面がどのように構成されているのかを把握し、その後の学習スムーズに進められます。

1-1.ワークシートとセル

Excelのワークシートとセル

Excelにおける「ワークシート」とは、データ入力するためのマス目が並んだ領域のことです。このマス目ひとつひとつを「セル」と呼びます。セルは、アルファベット表示される「列」と、数字表示される「行」の組み合わせで位置特定されます。例えば、一番左上セルはA列の1行目なので「A1セル」と表現されます。データ数式はこのセル入力します。

ワークシート複数作成することが可能で、これらをまとめて「ブック」と呼びます。ブックはExcelのファイルそのものを指し、複数ワークシートページのようにまとめられます。


1-2.リボンとは

Excelのリボン

Excelの画面上部にある帯状領域を「リボン」と呼びます。リボンには、Excelのさまざまな機能タブごとに整理されて配置されています。例えば、「ホームタブには文字装飾配置セル結合といった基本的編集機能集約されています。

ほかにも、「挿入タブではグラフや図の挿入、「数式タブでは関数挿入数式確認などができます。これらのタブを切り替えることで、使用したい機能素早アクセスできます。リボン表示/非表示を切り替えたり、よく使う機能をまとめて表示させるなどのカスタマイズ可能です。

2.Excelの主要な機能

Excelには、日々の業務効率化するためのさまざまな主要機能が備わっています。データ入力整理はもちろんのこと、複雑計算統計処理、そしてそれらのデータ視覚的に分かりやすく表現するグラフ作成など、とても便利機能が多くあります。

ここでは、Excelを使いこなす上で特に役立つ、計算グラフ作成、そしてデータ管理機能焦点を当てて解説します。


2-1.計算機能


Excelで計算機能を活用するイメージ

Excelの基本的機能の一つが計算です。セル数値入力し、数式を用いることで四則演算 (足し算、引き算、掛け算、割り算) が簡単にできます。計算実行するには、はじめに「=」 (イコール) を入力します。例えば、A1セルとB1セルの値を足し合わせたい場合は、別のセルに「=A1+B1」と入力します。

さらに、ExcelにはSUM関数 (合計) やAVERAGE関数 (平均) など、よく使うさまざまな計算効率的に行える関数豊富用意されています。これらの機能活用することで、手作業での計算ミスを防ぎ、データ集計分析時間大幅短縮できます。


2-2.グラフの作成


Excelで円グラフを活用するイメージ

Excelは計算機能だけでなく、視覚的に分かりやすい図表グラフ作成する機能も優れています。入力したデータ選択し、「挿入タブからグラフ種類を選ぶだけで、簡単グラフ作成できます。棒グラフや折れ線グラフ、円グラフなど、データ種類目的に合わせてさまざまな形式グラフ作成することが可能です。

グラフ作成することで、数値データ傾向比較一目把握できるようになり、プレゼンテーション資料報告書作成非常役立ちます。また、作成したグラフの色やタイトル、軸などを編集し、より伝わりやすい図表に整えることもできます。


2-3.データの管理機能


Excelは単なる計算ツールではなく、データ管理ツールとしても非常に優れています。大量データ表形式入力し、整理管理することが可能です。データリスト化することで必要情報素早く見つけたり、並べ替えたりすることが容易になります。

また、「テーブル機能使用すると、データ入力規則設定や、抽出・並べ替えといったデータ操作をより効率的に行えます。さらに、データ集計分析には「ピボットテーブル」の機能役立ちます。ピボットテーブルを使うことで、複雑集計クロス集計ドラッグ&ドロップ操作実現。これらのデータ管理機能活用することで、データ分析レポート作成時間大幅短縮できます。

3.作業を効率化する機能

Excelには、日々の作業をより迅速かつ正確に行うための便利機能多数搭載されています。これらの機能活用することで作業時間短縮し、より重要業務集中できるようになります。

ここでは、Excelでの作業効率向上させるための代表的機能であるショートカットキーマクロについて解説します。


3-1.ショートカットキー

ショートカットキー」とは、キーボード特定キーを組み合わせて押し、通常マウス操作で行う機能実行素早く行うことができる機能です。例えば、Windowsの場合は「Ctrl+C」でコピー、「Ctrl+V」で貼り付け、「Ctrl+S」で上書保存などの種類があります。

これらのショートカットキーを覚えることで、マウスキーボードの間で手を移動させる回数が減り、データ入力編集作業スピードが上がります。よく使う機能ショートカットキーから少しずつ覚えていくことが、効率アップの鍵です。


3-2.マクロの作成

Excelの「マクロ機能利用すると、繰り返し行う作業自動化できます。複数操作手順記録し、必要に応じてその一連操作実行できるため、定型的作業効率化役立ちます。基本的マクロ作成は、Excelの画面上実際に行う操作記録することで行えます。これにより、手作業によるミスを減らし、時間大幅短縮できます。


3-3.「Microsoft Copilot」の活用

「Microsoft Copilot」は、Excel作業効率を大きく向上させるAIアシスタントです。データを「Microsoft Copilot」が分析し、数式提案グラフ作成サポートしてくれます。例えば、特定データを基にした円グラフ作成や、データ要約などを指示するだけで、目的に合った図表作成できます。これにより、データ分析にかかる時間短縮します。「Micirosoft Copilot」や生成AIを活用した業務効率化興味がある方は、以下記事もご参照ください。

4.「Microsoft 365」を導入するならKDDI

このように便利なExcelをいかに使いこなすかが、業務効率化の鍵となっています。実際導入に関しては、Excel単体で申し込むよりも、wordやPowerPointなどほかにも業務利用するMicrosoft製品セット契約できる「Microsoft 365 with KDDI」がおすすめです。そのうえで実際導入検討する際は、できればサポートのしっかりした会社を選ぶとよいでしょう。

Microsoft社の法人向サポートメールか折り返しの電話依頼しかなく、困ったその時点臨機応対できない可能性があります。KDDIは、Microsoft社の認定を受けたパートナー企業として、導入前レクチャーから導入後サポートまで、企業のITレベルに応じたサポートをご用意しています。お客さまの課題丁寧ヒアリングした上で最適業務環境をご提案できる「オンライン相談窓口」がありますので、まずはお気軽にご相談ください。

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