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第3回スマートフォン『全社活用』のススメ　製造業編

活用事例紹介製造業の課題解決方法とは？

2019 9/25

製造業におけるスマートフォン活用のススメ、第3回は、スマートフォンの導入によりさまざまな業務課題を克服して生産性向上に成功した、実際のお客さま事例をご紹介します。

1.　社内コミュニケーションの進化に成功
2.　社員間、お客さまとの手軽でスピーディーなコミュニケーションを実現
3.　スマートフォンの全社活用が、課題解決への一歩となる

目次	社内コミュニケーションの進化に成功社員間、お客さまとの手軽でスピーディーなコミュニケーションを実現スマートフォンの全社活用が、課題解決への一歩となる

事例 1.　社内コミュニケーションの進化に成功

エバラ食品工業株式会社様

『こころ、はずむ、おいしさ。』の経営理念のもと、簡単・便利な調味料を世界へ発信している同社は、ブランド価値の共有とグループの一体感醸成に取り組んでいます。
スマートフォンと「KDDI ビジネスコールダイレクト」の導入により、社内コミュニケーションの進化に成功しました。

導入ソリューション：
スマートフォン / KDDI ビジネスコールダイレクト / KDDI SMARTアドレス帳

課題

グループの一体感をさらに醸成することで、エバラブランドの価値共有と創造を目指していた同社。そのためにはコミュニケーションを進化させる必要があった。

効果

KDDIのスマートフォンを主軸に、「KDDI ビジネスコールダイレクト」や社内SNSなどを活用。いつでもどこでもスピーディーな情報共有が可能に

課題

アドレス帳の入力作業は各自で実施。連絡したい相手を登録していない場合、オフィスに電話して聞いていた。このため、顧客の問い合わせに素早く対応できないケースも。

効果

「KDDI SMART アドレス帳」を利用し、アドレスデータをクラウド上で一括管理。社員各自で入力したり、オフィスに問い合わせるなどの無駄が減り、顧客対応も迅速化。

課題

部署やグループ会社ごとに個々の通信会社や異なるモバイル端末を採用しており、運用管理負荷や通信コストの増大が課題になっていた。

効果

KDDIのスマートフォンに統一し、運用管理負荷と通信コストを最適化。スマートフォンのテザリング機能の活用により、従来導入していたデータ通信専用端末も削減。

※ テザリング : スマートフォンなどのデータ通信機能を活用し、パソコンなどほかの端末をインターネットに接続すること

事例 2.　社員間、お客さまとの手軽でスピーディーなコミュニケーションを実現

株式会社ミルボン様

美容室専門の業務用ヘア化粧品メーカーである同社は、業界のリーディングカンパニーとして国中からグローバルへ発展を続けています。
社員間とお客さまとのコミュニケーション活性化を目的にスマートフォンと「LINE WORKS with KDDI」を導入。
手軽に安心してコミュニケーションできる環境を整備しました。

導入ソリューション：
スマートフォン / LINE WORKS with KDDI

課題

社員間の連絡手段が電話とメールしかなく、スピーディーに使えるコミュニケーションツールが求められていた。

効果

使い慣れた「LINE」と同じインターフェースで、社員間の手軽なコミュニケーションが可能に。アドレス帳機能で、送信相手を探すのも簡単になった。

課題

社員が、個人用の「LINE」を社内連絡やお客さまとの連絡に使うようになり、機密情報漏えいやトラブルのリスクがあった。

効果

お客さまの「LINE」とトークができる利便性を持ちつつ、ビジネスでも安心して使えるセキュリティを担保できた。

課題

個人用の「LINE」から「LINE WORKS with KDDI｣へスムーズな移行を果たしたかった。

効果

「LINE WORKS with KDDI」と連携した会議室予約のチャットボットを自社開発。素早く簡単に予約できることから利用率が上がり、速やかな移行を達成できた。

3.　スマートフォンの全社活用が、課題解決への一歩となる

本コラムでは、製造業におけるスマートフォンのビジネス活用メリットについてご紹介してきました。

製造業を取り巻く環境変化のスピードは速く、人口減少に伴う人手不足の中でグローバルでの競争を勝ち抜いていくためには、社員一人ひとりの業務効率と生産性を高める必要があります。加えて、必要なデータを共有して、社内と関係会社との連携を強化し、お客さまとのコミュニケーションも活性化していくことが求められるのです。

そのためにはスマートフォンを単なるケータイ (フューチャーフォン) の置き換えとしてではなく、アプリケーションやSNSなどと組み合わせて活用することが重要です。プライベートで使い慣れたスマートフォンの全社導入が、コミュニケーションの円滑化・業務効率化・生産性向上・長時間労働の是正、セキュリティ強化などの課題解決への第一歩となるでしょう。