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「Microsoft 365」とは?「Office 365」や「Windows 365」との違いや導入メリットを解説

「Microsoft 365」とは?
「Office 365」や「Windows 365」との違いや導入メリットを解説

2025 7/31
「Microsoft 365」は、「Word」や「Excel」といったOfficeアプリケーション、クラウドストレージ、高度なセキュリティ機能が一つになったマイクロソフト社のグループウェアサービスです。本記事では、「Microsoft 365」の詳しい内容や「Office 365」「Windows 365」との違い、企業が導入することで得られるメリットについて分かりやすく解説します。

※ 記事制作時の情報です。

1.「Microsoft 365」で出来ることとは?

生成AIアシスタントを使いこなすビジネスマンのイメージ

Microsoft 365」とは、日々の業務に欠かせないビジネスツール業務上セキュリティ機能統合したクラウド型のパッケージソリューションです。場所を選ばず最新バージョン利用できる「Office 365」や、クラウドストレージ「OneDrive」などを含むサービスとして提供されています。

さらに、生成AIを活用したAIアシスタントMicrosoft Copilot」との連携可能文書作成データ分析レポート作成タスク管理などを生成AIがサポートし、業務効率化支援します。


1-1.「Office 365」との違い

簡単に言うと、「Office 365」は「Microsoft 365」の一部です。「Office 365」には、従来通り「Outlook」「Word」「Excel」といった生産性向上アプリケーションのほか、「Exchange Online」「SharePoint Online」「OneDrive for Business」「Microsoft Teams」など、チームプロジェクトでのコミュニケーション促進するためのツール用意されています。

ただし、プランによっては「Word」「Excel」「Outlook」などのOfficeアプリケーションが含まれていない場合もあります。導入時には、必ず各プラン内容確認することをおすすめします。


1-2.「Windows 365」との違い

「Windows 365」は、2021年7月に発表されたサービスで、Windows OSをクラウド利用できるようにしたサービスです。これにより、物理的なPCに依存せずに、タブレットなどを含むさまざまなデバイスから自身デスクトップ環境アクセスし、業務継続することが可能になりました。また、利用開始後のOSやアプリケーション更新セキュリティ対策もMicrosoft社の管理下で行われるため、運用負担軽減されます。

前述の「Microsoft 365」が業務を行うための「ツール群」を提供するのに対し、「Windows 365」は業務を行うための「デスクトップ環境そのもの」をクラウド上で提供するという違いがあります。

2.「Microsoft 365」の導入メリット

この章では、「Microsoft 365」の導入検討中の方に具体的メリットを詳しく解説します。


2-1.最新のOfficeアプリケーションが利用できる

最初メリットは、Officeアプリケーション各種クラウドサービス最新バージョン利用できる点です。「Microsoft 365」に含まれるサービス群は頻繁アップデートが行われており、機能改善継続的実施しています。「Excel」の関数や、「PowerPoint」のスライド作成支援機能など、日常的業務手助けしてくれる改善が多いため、利用頻度が高い方は導入しておいて損はないでしょう。

また、生成AI「Microsoft Copilot」との連携強化も大きなメリットです。「Teams」でのオンライン会議内容要約決定内容に基づいたタスク整理、「Excel」でのグラフ作成データ集計データ要約など、Officeアプリケーションを用いたあらゆる業務効率化可能です。「Microsoft Copilot」の具体的活用方法以下参考記事をご参照ください。


2-2.コミュニケーションの活性化

2点目メリットは、情報共有効率化によるコミュニケーション活性化です。「Microsoft 365」では、「Microsoft Teams」でチャットオンライン会議活用し、離れた場所にいるメンバーともリアルタイム情報共有意思決定が行えます。さらに、「SharePoint」や「OneDrive」を組み合わせることで、資料クラウド上に保存し、複数人同時編集コメント可能です。これにより、部署プロジェクト垣根を越えてスムーズコミュニケーションを取りながら、業務効率的に進めることができます。


2-3.セキュリティ強化

3点目のメリットは、セキュリティ機能の強化です。「Microsoft 365」は、さまざまな業務シーンでセキュリティを強化する機能を提供しています。たとえば、多要素認証 (MFA) を使うことで、社員が社外からサインインする際も不正アクセスを防げます。また、高度な脅威保護 (ATP) により、受信メールやOfficeドキュメントに紛れたフィッシングメールやマルウェアも自動で検知・ブロックされるため、安心してやり取りできます。

デバイス管理機能を活用すれば、業務用PCやスマートフォンの紛失時にもリモートでデータを消去し、情報漏洩リスクを最小化できます。さらに、データ損失防止 (DLP) や暗号化・権限管理を設定することで、顧客リストや契約書などの機密情報が社外に漏れるのを防ぎます。

業務負担が軽減されて安心するセキュリティ管理者

売上顧客情報などの重要データを取り扱う企業は、セキュリティ観点からも「Microsoft 365」を導入するメリットが大きいでしょう。

3.「Microsoft 365」の活用事例

KDDIでは、「Microsoft 365 with KDDI」という名称で「Microsoft 365」を提供しています。グループウェアとしての活用はもちろん、インフラ基盤音声環境見直しと合わせて導入を行ったお客さまの事例をご紹介します。


3-1.マニュライフ・ファイナンシャル・アドバイザーズ株式会社様



動画で事例内容をご覧いただけます。(2分39秒)

マニュライフ・ファイナンシャル・アドバイザーズ株式会社様では、事業拡大に伴う人員増加など、会社急成長を支えるシステム基盤効率的業務環境構築急務となっていました。そこで「Microsoft 365 with KDDI」の採用とLTE対応ノートPCの導入、さらに「Cisco Umbrella」によるセキュリティ強化によって、社員場所を問わず安心して働ける環境構築。これにより、短期間大人数新規採用があっても混乱なく業務を進められ、管理負担軽減サービス品質向上実現しました。

実際活用事例以下参考記事をご参照ください。


3-2.株式会社隈研吾建築都市設計事務所様



動画で事例内容をご覧いただけます。(3分09秒)

複数プロジェクト同時進行し、グローバル活動する株式会社隈研吾建築都市設計事務所様では、増加するメンバー同士迅速情報共有コミュニケーション基盤強化急務となっていました。そこで「Microsoft 365 with KDDI」ならびに「Microsoft Teams」を導入プロジェクトごとのチーム作成チャットファイル共有クラウド上で一元化され、業務効率大幅向上しました。

さらにBYODのスマートフォンに050番号付与することで、どこにいても内線外線発信着信可能となり、従来電話取り次ぎの手間ストレス解消。ID・パスワード認証に加えデバイス認証導入し、業務効率化セキュリティ対策強化両立実現しました。

実際活用事例以下参考記事をご参照ください。

4.「Microsoft 365」の導入のご相談はKDDIへ

KDDIでは、マイクロソフト社認定の「ライセンシング ソリューション パートナー (Licensing Solution Partner : LSP) ※ 」として、「Microsoft 365 with KDDI」を提供しております。ライセンス提供だけでなく、導入から運用まで一貫してサポート可能。また、生成AI「Microsoft Copilot」に関するセミナー定期的開催。KDDI社内での活用事例も交えた最新情報発信しております。「Microsoft 365」の導入検討されている企業さまは、KDDIにご相談ください。

  • ※ 本記事内で使用している画像はイメージです。実際のデザインや機能とは異なる場合があります。
  • ※ その他会社名、各製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。

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