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読み方 : エスティーピー
正式名称 : Spanning Tree Protocol
STP (Spanning Tree Protocol) は、コンピューターネットワークで使われる重要な技術です。このプロトコルは、ネットワーク内の複数のスイッチ同士が互いに接続されている状況下で、データがループすることを防ぐ役割を果たします。
具体的には、STPはネットワークの接続を分析し、最も効率的な経路を選びます。最も重要なスイッチを「ルートブリッジ」として選定し、そのスイッチからの経路を基にデータの流れを管理します。この仕組みにより、不要な経路は無効化され、データがスムーズに送信されます。
STPの大きな利点は、ネットワークの安定性を保つことです。一つの経路が故障した場合でも、他の経路を利用してデータを送れるため、通信が途切れにくくなります。しかし、STPは経路の決定に時間がかかることがあり、大規模ネットワークではRSTP (Rapid Spanning Tree Protocol) やMSTP (Multiple Spanning Tree Protocol) などの改良版が使用されることもあります。STPは、ネットワークが正常に機能するために欠かせない技術です。