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ますます不可欠なテレワーク環境の整備に、「リモートデスクトップ」の選択肢
Smart Workコラム vol. 09

ますます不可欠なテレワーク環境の整備に、
「リモートデスクトップ」の選択肢

2021 1/18
2020年4月の緊急事態宣言以降、世界中の企業が強制的な働き方の見直しを迫られました。オフィスと変わらない作業を自宅から行うことのできるテクノロジーとして注目を集めたものの中に、リモートデスクトップがあります。
2013年から米Splashtopの国内販売代理店としてリモートデスクトップサービスを提供してきた OCH株式会社 (旧: 沖縄クロス・ヘッド株式会社) の樺山 希 様、高橋 洋子 様にお話しを伺いました。聞き手は、弊社のサービス企画開発本部 クラウドサービス企画部 日比野 健太郎です。
※ 記事内の社名、部署名、役職は取材当時のものです。

「明日から使いたい」に応えるリモートデスクトップ

―緊急事態宣言の前後でSplashtopへの反響はどのように変化しましたか。
お客さまと日々接する中での変化を振り返っていただけますか。

高橋様 一部のお客さまは2020年2月から導入に向けて動き始める兆しが見られましたが、問い合わせと申し込みが激増したのは4月の緊急事態宣言がきっかけです。

樺山様 5月は少し落ち着きましたが、ピークの4月は前年同期比新規申込数が27倍にもなりました。通常時と異なり「明日から使いたい」というご要望をお持ちのお客さまがとても多く、30日間無料トライアル期間を経て、ほぼ全てのお客さまが利用決定したと記憶しています。2020年10月現在国内導入企業は11,000社、ユーザー数は30万人を超えています。

高橋様 お客さまの傾向組織規模業種では偏りがありませんが、在宅仕事ができる部署導入が進む傾向が見られました。外回りが多い営業ソフトウェア開発には導入が進みましたが、製造業工場経理法務のような部署は難しかったと思います。大企業ではIT部門、もう少し規模が小さくなると管理部門がまとめてご契約されることが多いですが、部門ごとに契約するケースもあります。

樺山 希 様
OCH株式会社
グローバルプロダクト部 グローバルプロダクトグループ
イノベーションチーム リーダー

樺山 希 様

―Splashtopのようなリモートデスクトップサービスが注目され、
一気に導入が進んだ理由は何だとお考えですか。

高橋様 元々は働き方改革一環で、どこからでも会社パソコンアクセスできるサービスとして、注目度が高まっていました。ですが、爆発的に伸びたのは世界的パンデミック影響だと思います。働き方改革を担うツールをすでに検討されていたお客さまや、トライアル利用後にSplashtopを導入いただいていたお客さまが利用範囲一気拡大された印象です。例えば新規一度に5,000IDを契約されたお客さまもいらっしゃいました。すでに受け入れ体制が整っていたお客さまは、全面的導入移行しやすかったと思います。
Splashtopはグローバルで使えるSaaSです。最適リージョン自動的選択して接続でき、海外でも遅延なく快適に使えるという特長があるので、海外出張をする社員現地法人以前から使っていたというお客さまもいらっしゃいました。

―VDIのような代替手段もある中で、リモートデスクトップの利点はどこにあると思いますか。
Splashtopを選ぶお客さまは何を評価しているのでしょうか。

高橋 洋子 様
OCH株式会社
営業部

高橋 洋子 様

高橋様 確かにVDIは選択肢の1つですが、オンプレミス環境サーバー調達して自前環境構築するにしろ、IaaS上に環境整備するにしろ、リモートデスクトップサービス利用と比べると環境構築時間費用がかかります。
一方、Splashtopの初期費用ゼロですし、トライアル期間中当日から、遅くても翌日には利用できます。既存パソコンインターネット回線利用でき、難しい操作もありません。コロナ禍ではその点が評価されたと思います。費用に関しても、1IDあたり月額 1,100円 (税込) から始められるので、気軽に試すことができます。他の選択肢検討していても、運用問題がないとわかれば、契約を増やすことへのハードルも低くなります。お客さまからすると、選びやすいサービスだと思います。

―手軽かつ柔軟に契約の増減ができる利点があることは分かりましたが、
セキュリティや通信品質を懸念するお客さまもいるのではありませんか。

高橋様 Splashtopは米国会社ですが、各種セキュリティ認証取得していますし、国内ではセキュリティ非常重視する金融業のお客さまに多くの実績があります。利用者が多くなったときのパフォーマンスへの影響も気になるところだと思いますが、そこはSaaSなのでリソースマネジメントベンダーが請け負います。オンプレミス環境でよくある、     お客さまのIT部門負荷がかかるような作業一切必要ありません。

樺山様 加えて、1秒あたり30フレームリアルタイム描画する最新テクノロジー採用していますから、動画でもストレスなく視聴できます。

―通常、SaaSでは複数のプランから最適なものを選ぶことになりますが、
どんなプランを選べばよいでしょうか。

高橋様 「Splashtop Business」と「Splashtop Business Pro」という2つのプラン用意しています。上位プランの「Splashtop Business Pro」の方が使える機能充実しているので、マルチディスプレイ環境仕事をしたい場合は、こちらを選んでいただくことが多いですね。
社員全員上位プランを使う必要がない場合は、利用用途に応じて2つのプラン併用されるケースもあります。注意必要なのが、インターネット接続前提とすることです。残念ですが、インターネット接続制限のある環境などでは利用が難しくなります。


災害対策から感染症対策へ、変わるBCPの焦点

―これからSplashtopのようなリモートデスクトップサービスを導入するお客さまに向けて、
アドバイスをお願いします。

高橋様 コロナ禍でも、従来から社員の働き方に経営者として問題意識を持っていたお客さまは、比較的早テレワークへの移行決断できたと思います。コロナ禍ではBCP対策前提が変わりました。
これからは、自然災害中心のBCPを事業継続のためのものに変えていかなくてはなりません。
Splashtopが優れている点は、お客さまが自分たちの仕事のやり方にフィットしているかを試すトライアル期間を経て、利用継続を決められることです。

樺山様 トライアル中の機能制限はありませんし、契約前でも無償サポート提供しています。私たちは世界唯一サポート総代理店認定を得ており、お客さまからの要望米本社開発チーム直接フィードバックできる立場にあります。

高橋様 市場環境不確実性が高い中、高額投資判断は難しいと思いますが、SaaSはお客さまの必要に応じて契約自由増減できるメリットがあります。導入しやすく、止めるのも容易です。気軽にお試しいただけると思います。

日比野 健太郎
KDDI株式会社
サービス企画開発本部
クラウドサービス企画部

日比野 健太郎

―気軽に試せるのは利用する側にとってもありがたいですね。
本日はありがとうございました。

Splashtop Businessを含め、皆さまのテレワークをより円滑に行うためのサービスをKDDIはトータルでご提供しています。



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