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auネットワークを使い標示内容をリアルタイムに変更。
通信工事も不要で、フレキシブルに設置・運用が可能。
Webカメラを使い、リアルタイムな標示内容をauネットワークで送信。
PCで標示内容を確認することで標示ミスをなくす。
KDDIの通信モジュールと閉域ネットワークでサーバと情報板をダイレクトに接続。
セキュアな通信環境でのデータ送信を実現。
高速道路上における道路交通情報板では、道路管制センターで集中管理された交通状況など、様々な情報提供が行われている。ただ道路交通情報板は、集中工事や大型連休など期間限定で増設することは費用的にも困難であった。より簡便できめ細かな道路情報の提供が可能な情報板を開発することで、新たな需要創造ができると思われた。
そこで工事用の高規格LED情報板に通信BOX (通信モジュール内蔵) を搭載し、遠隔操作で標示内容の変更を可能にする『SiLED システム』を開発。道路管理者などユーザーは、SiLEDホームページにアクセス (IDとパスワードで認証) し、標示内容を選択 (テキスト入力も可能) して送信ボタンを押すだけで、auネットワークを使いLED情報板の標示内容をリアルタイムに変更。天候や渋滞状況など刻一刻と変わる状況で、タイムリーな道路情報の発信を可能にした。
また、標示データの送信にauネットワークを使うことで、通信工事の必要もなく、au通信エリアなら全国どこでも運用できるようになり、従来は設置が困難であった集中工事や大型連休など期間を限定した場所への情報板設置を実現。よりきめ細やかな道路情報の提供が可能になった。
『SiLED システム』の実用に向けては、遠隔操作で標示内容の変更を行ったときに、指示通りに変更されたことを確認できることが、安全を担保する上での絶対条件であった。さらに、迅速な道路情報の提供を行うには、一度に複数の情報板に標示指示を行えるようにする必要があった。
LED情報板の通信BOX (通信モジュール内蔵) にWebカメラを搭載。Webカメラで撮影した遠隔地の標示内容をauネットワークで送信。SiLEDホームページでリアルタイムな標示内容の確認を可能にすることで、標示ミスを未然に防ぎ安全な道路情報の提供を実現した。さらにWebカメラでは標示内容の他、道路交通状況のリアルタイム動画も見られるようにすることで、遠隔地から交通状況に応じたタイムリーな注意喚起や交通情報の提供が可能となった。
また、CSVファイルによる情報制御を行うことで、複数のLED情報板にそれぞれの標示内容を同時送信。スムーズかつ短時間での標示切替を可能にした。
LED情報板の標示情報は安全な道路管理を行う上で非常に重要であり、その取扱いには高度なセキュリティ対策が必要であった。
『SiLED システム』の標示情報の送信には、KDDIの閉域ネットワーク (IP-VPN、CIPL) を活用し、SiLEDサーバとダイレクトに接続することで、セキュアな通信環境でのデータ送信を実現した。
開発当初は20台で始まった『SiLED システム』も、現在では300台に増え、全国のNEXCO (高速道路会社) 様にご利用いただいており、自治体イベント (奈良遷都 1300年祭交通社会実験) など高速道路以外でも利用が広がっています。今後は、機器への電源供給のソーラー発電化を図る予定です。独自の電源供給を可能にすることで、設置時の電気工事をなくして、より簡単・短期間での設置・運用を実現し、さらなる需要拡大を図っていきたいです。
社名 | セフテック株式会社 |
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所在地 | 東京都文京区本郷5丁目25番14号 本郷THビル |
URL | http://www.saftec.co.jp/ |
※ 「CIPL (ISDN接続)」は、2015年11月30日をもってサービス提供を終了しました。
会議資料に、メール添付用に、印刷用にぜひご利用ください。
導入事例:セフテック株式会社様(1.6MB)
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