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人口減少に伴う空き家問題を解決し地域活性化を図るため、長島町様は不動産会社や金融機関と連携し、空き家を移住の受け皿として活用する取り組みを進めていた。この活動をさらに広げるため、「地域活性化を目的とした連携に関する協定」を結んでいたKDDIから、空き家の内見などが遠隔地から行える「高解像度VR」を導入。川添町長は「KDDIが、町の課題に寄り添ってくれて、素晴らしい技術を提案してくれました。これなら、空き家対策だけでなく、町のPRにも大いに役立つと大いに夢が広がりました」と導入の経緯を説明する。
空き家の仲介業務を担う鹿児島市の不動産会社・川商ハウス様は「高解像度VR」の導入で、仲介の手間を大幅に軽減できた。今田氏は「以前は、家主様と日程調整をした上、片道2時間半かけてお客さまを案内していましたが、今では鹿児島市内の店内で内見ができます。またお客さまがVRゴーグルで映像を見ている時、その視点が分かり、見て欲しいポイントへの誘導もできるので案内しやすくなりました」と使いやすさを語る。
複数人で同時にVR映像を見られる「高解像度VR」ならではの特長も、移住促進や町のPRに役立つと期待を集めている。土井氏は「移住を考える人は、住まいだけでなく町の様子にも関心があるので、お祭りの映像などを家族で見ながら会話してもらうことで、移住への後押しができると感じています。映像の撮影もVR用の加工作業も短時間でできるので、今後はさらにコンテンツを増やしていく予定です」と言う。
VRで空き家対策を行う例は、まだ全国でも少ないため、発表時には多くのメディアが集まり、町のPRに大きく貢献した。川添町長は「これまで、川商ハウスさんや地元の金融機関と連携して空き家対策を進めてきましたが、ここにKDDIが加わったことで、私たちが感じたことがないような世界へ入っていく期待感が膨らんでいます。身近な存在として相談にのってもらえる関係を築けたので、今後は、私たちの主要産業である農業・漁業でも、通信と情報の技術で革命を起こして欲しいと思います」と大きな期待を寄せている。
KDDI株式会社 ビジネスIoT推進本部 地方創生支援室 マネージャー
福嶋 正義
長島町役場の壁には『長島町民の役に立つ人のいるところ』と大きく書かれています。この分かり易くも面白いメッセージから、私たちも町民の皆さまの役に立てるよう、企画をまとめて参りました。今後も地域の課題に寄り添い、ワクワクを共創し続けるパートナーを目指します。
社名 | 鹿児島県 長島町 |
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所在地 | 鹿児島県出水郡長島町鷹巣1875番地1 |
URL | https://www.town.nagashima.lg.jp/ |
会議資料に、メール添付用に、印刷用にぜひご利用ください。
導入事例:鹿児島県 長島町様(2.5MB)
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