通信と多様なケイパビリティを活用し、DXと事業基盤サービスでお客さまビジネスを支援します。
CO2排出量の可視化から削減まで、一貫してカーボンニュートラル実現を支援します。
KDDIは『つなぐチカラ』でビジネス、ライフスタイル、社会をアップデートします。
場所にとらわれずつながるソリューションを、デバイスからセキュリティまで支援します。
多数の次世代型低軌道衛星により高速・低遅延通信を提供します。
データセンターからネットワークまで、業務に最適なソリューションをトータルで提供します。
中小規模の事業者向けに特化したスマートフォンのご利用方法のご案内です。
中小規模事業者のやりたいことや変えたいことを、モバイルとクラウドの技術を用いてサポートします。
高橋様 一部のお客さまは2020年2月から導入に向けて動き始める兆しが見られましたが、問い合わせと申し込みが激増したのは4月の緊急事態宣言がきっかけです。
樺山様 5月は少し落ち着きましたが、ピークの4月は前年同期比で新規申込数が27倍にもなりました。通常時と異なり「明日から使いたい」というご要望をお持ちのお客さまがとても多く、30日間の無料トライアル期間を経て、ほぼ全てのお客さまが利用を決定したと記憶しています。2020年10月現在、国内の導入企業は11,000社、ユーザー数は30万人を超えています。
高橋様 お客さまの傾向は組織の規模や業種では偏りがありませんが、在宅で仕事ができる部署に導入が進む傾向が見られました。外回りが多い営業やソフトウェア開発には導入が進みましたが、製造業の工場や経理や法務のような部署は難しかったと思います。大企業ではIT部門、もう少し規模が小さくなると管理部門がまとめてご契約されることが多いですが、部門ごとに契約するケースもあります。
高橋様 元々は働き方改革の一環で、どこからでも会社のパソコンにアクセスできるサービスとして、注目度が高まっていました。ですが、爆発的に伸びたのは世界的なパンデミックの影響だと思います。働き方改革を担うツールをすでに検討されていたお客さまや、トライアル利用後にSplashtopを導入いただいていたお客さまが利用範囲を一気に拡大された印象です。例えば新規で一度に5,000IDを契約されたお客さまもいらっしゃいました。すでに受け入れ体制が整っていたお客さまは、全面的な導入に移行しやすかったと思います。
Splashtopはグローバルで使えるSaaSです。最適なリージョンを自動的に選択して接続でき、海外でも遅延なく快適に使えるという特長があるので、海外出張をする社員や現地法人が以前から使っていたというお客さまもいらっしゃいました。
高橋様 確かにVDIは選択肢の1つですが、オンプレミス環境でサーバーを調達して自前で環境を構築するにしろ、IaaS上に環境を整備するにしろ、リモートデスクトップサービスの利用と比べると環境構築に時間と費用がかかります。
一方、Splashtopの初期費用はゼロですし、トライアル期間中は当日から、遅くても翌日には利用できます。既存のパソコンやインターネット回線を利用でき、難しい操作もありません。コロナ禍ではその点が評価されたと思います。費用に関しても、1IDあたり月額 1,100円 (税込) から始められるので、気軽に試すことができます。他の選択肢を検討していても、運用に問題がないとわかれば、契約を増やすことへのハードルも低くなります。お客さまからすると、選びやすいサービスだと思います。
高橋様 Splashtopは米国の会社ですが、各種セキュリティ認証を取得していますし、国内ではセキュリティを非常に重視する金融業のお客さまに多くの実績があります。利用者が多くなったときのパフォーマンスへの影響も気になるところだと思いますが、そこはSaaSなのでリソースマネジメントはベンダーが請け負います。オンプレミスの環境でよくある、 お客さまのIT部門に負荷がかかるような作業も一切必要ありません。
樺山様 加えて、1秒あたり30フレームでリアルタイムに描画する最新テクノロジーを採用していますから、動画でもストレスなく視聴できます。
高橋様 「Splashtop Business」と「Splashtop Business Pro」という2つのプランを用意しています。上位プランの「Splashtop Business Pro」の方が使える機能が充実しているので、マルチディスプレイ環境で仕事をしたい場合は、こちらを選んでいただくことが多いですね。
社員全員が上位プランを使う必要がない場合は、利用用途に応じて2つのプランを併用されるケースもあります。注意が必要なのが、インターネット接続を前提とすることです。残念ですが、インターネット接続に制限のある環境などでは利用が難しくなります。
高橋様 コロナ禍でも、従来から社員の働き方に経営者として問題意識を持っていたお客さまは、比較的早くテレワークへの移行を決断できたと思います。コロナ禍ではBCP対策の前提が変わりました。
これからは、自然災害が中心のBCPを事業継続のためのものに変えていかなくてはなりません。
Splashtopが優れている点は、お客さまが自分たちの仕事のやり方にフィットしているかを試すトライアル期間を経て、利用継続を決められることです。
樺山様 トライアル中の機能制限はありませんし、契約前でも無償でサポートを提供しています。私たちは世界で唯一のサポート総代理店の認定を得ており、お客さまからの要望を米本社の開発チームに直接フィードバックできる立場にあります。
高橋様 市場環境の不確実性が高い中、高額な投資判断は難しいと思いますが、SaaSはお客さまの必要に応じて契約を自由に増減できるメリットがあります。導入しやすく、止めるのも容易です。気軽にお試しいただけると思います。
Splashtop Businessを含め、皆さまのテレワークをより円滑に行うためのサービスをKDDIはトータルでご提供しています。