このページはJavaScriptを使用しています。JavaScriptを有効にして、または対応ブラウザでご覧下さい。

閉じる
閉じる
閉じる
あなたの会社のテレワーク、いまのままで本当に大丈夫?

あなたの会社のテレワーク、いまのままで本当に大丈夫?

2024 10/30
働き方改革やコロナ禍の影響でテレワークを導入する中小企業が増え、今や「テレワーク」という働き方が中小企業でも当たり前になりつつあります。テレワークによって効率的に時間を活用することができ、従業員満足度や生産性が上がった企業もあるのではないでしょうか。しかし、実際にテレワークを導入したものの、勤怠管理の難しさやコミュニケーション不足、セキュリティ管理といった課題が解決されていない企業も少なくありません。この記事では、テレワークの導入や、テレワークの現状に悩みを抱えている中小企業の方向けに課題を解決するための方法や、役立つツールをご紹介します。

テレワークでよくある課題

テレワークには多くのメリットがありますが、企業にとって懸念される課題も少なくありません。ここでは、よくある課題をいくつかご紹介します。


1. 不透明な勤怠管理

テレワークでは、社員勤務状況を目で確認できないため、実際にどの程度働いているか、または適切休憩を取っているかなどを把握するのが難しくなります。これにより、管理職社員に対して正当評価がしにくくなったり、適切労働時間管理ができず長時間労働に気づくのが遅くなる可能性も出てきます。


2. 社員間のコミュニケーション不足

オフィス勤務では社員様子が見えるため、簡単に声をかけてコミュニケーションを取ることができます。
一方テレワークでは相手状況が分からないため、遠慮して連絡を控えるケースが出てきます。メールチャットでの連絡が主になるため、テキスト表現しづらい内容相談や、ちょっとした雑談が難しくなることで、意思疎通が図りにくくチームワーク低下につながるという課題があります。


3. 情報セキュリティの管理が難しい

テレワークでは、社員オフィス外で仕事を行うため、セキュア情報管理が難しくなります。セキュリティ対策不十分私用パソコン業務使用したり、公共フリーWi-Fiを使用して重要情報をやり取りするなど、テレワークをする環境によっては機密情報個人情報が漏えいするリスクがあります。

また、テレワークを行う社員セキュリティに関する意識にも課題がある場合もあります。パソコンを開いたまま席を外してしまったり、人通りの多い場所作業をしていると、画面表示された機密情報が思わぬ形で漏えいするリスクもあるでしょう。テレワークでは従業員がどのような環境業務を行っているか不透明になるため、情報管理をどのように行うかが課題となります。

正確な勤怠管理でリソースを可視化しよう

ここからは、上記でご紹介したテレワーク課題に対しどういった解決法があるのか一例をご紹介します。
まずは勤怠管理課題に対して有効対処法以下の通りです。


1. ルールを決めたうえで正確な勤怠時間の打刻を徹底する

テレワークでは、勤務開始終了休憩時間境界曖昧になりやすいため、社員全員が同じルールに従って働けるようにすることが重要です。たとえば、「PCへのログイン時間勤務開始時間とする」など、明確ルール設定し、全社員厳格運用していくことが大切です。

勤怠管理システムKING OF TIME」を活用すれば、インターネット接続されたPCやスマートフォンから簡単出退勤記録でき、オフィス外で働く社員勤怠管理スムーズに行えます。また、残業時間休暇取得状況遅刻欠勤情報リアルタイム確認できるため、勤怠情報をまとめる管理職人事担当者業務負担軽減できるでしょう。


2. スケジュールやタスクリストの共有で業務状況を把握

テレワークの大きな悩みの一つに「社員今何をしているのかわからない」というものがあります。これを解消するためには、各社員スケジュールやその日に取り組む業務内容リスト化し、チーム共有する方法効果的です。いつ・誰が・どの業務を進めているのかが一目把握できれば、手の空いた社員サポートに入るなど、業務効率化を図ることができます。

そこでおすすめなのが、GPS機能を備えた業務サポートアプリDPReport@」です。
勤務時間中社員がどこにいるのか位置情報取得する機能に加えて、その日のスケジュール登録したり、外出先からも業務状況日報効率的報告できる機能もあります。テレワークはもちろんのこと、外回りや出張などで直行直帰の多い社員正確勤怠管理にも役立ちます。

テレワークに効果的なコミュニケーションツールとその使い方

1. 気軽に会話できる環境を作ろう

テレワークでは、社員同士コミュニケーション不足が大きな課題になります。オフィス勤務であれば、隣の同僚気軽に声をかけて相談することができますが、テレワークではそう簡単にはいきません。だからこそ、社員気軽連絡を取り合える環境作りが重要です。


2. シーンに応じたツールの使い分けでコミュニケーションをさらに円滑に

テレワークでのコミュニケーション活性化するためには、シチュエーションに応じてコミュニケーションツール機能を使い分けることも大切です。たとえば、重要事項を話し合うために顔を合わせて会議をしたい場合や、ランチ休憩時間中コミュニケーションを深めたいときにはビデオ通話機能便利です。テキストメッセージ音声通話では分からない相手表情や細かな仕草も伝わりやすくなります。

さまざまなコミュニケーションツールの中でも、「LINE WORKS with KDDI」は普段使い慣れているLINEと同じ感覚カジュアルにやり取りができるため社員にとって非常に使いやすく、導入スムーズです。
また、掲示板カレンダー機能もあり、業務管理にも活用できるほか、強力セキュリティ対策も備わっているため、テレワーク不慣れな企業でも安心して利用できます。

テレワークに必要なセキュリティ対策

テレワークにおける情報セキュリティ課題解消するために、企業としてどのような対策を講じるべきなのでしょうか。
いくつかの具体的対策をご紹介します。


1. 安全なリモートアクセス環境を作る

テレワークを行う際、オフィス以外場所から社内ネットワークアクセスする必要があります。この場合安全リモートアクセス環境を整えることが不可欠です。例えば、リモートアクセスツールSplashtop」は、データ通信暗号化され、第三者による盗聴不正アクセスを防ぐことができます。VPNを一から構築する手間も省け、中小企業でもすぐに導入できるため便利です。


2. 機密データを安全にやり取りできる環境を作る

テレワークでは個人情報機密情報などを含むドキュメントをやり取りする機会も多くあります。情報漏えいを防ぐためにも、これらの重要データ安全にやり取りできるセキュア環境整備が求められます。

そこでおすすめなのがクラウド上でファイル保存共有可能な「KDDIファイルストレージ」の導入です。大容量データ安全にやり取りできるうえ、低コスト利用できるため、中小企業でも導入しやすいのが魅力です。


3. デバイスのリモートロック・ワイプ設定

テレワークでは、の紛失盗難リスクが高まります。本体パスワード設定したり、生体認証によるロックをかけておくことが基本的対策となりますが、これと合わせて導入しておきたいのがMDM (モバイルデバイス管理) サービスKDDI Smart Mobile Safety Manager」です。このツールを使うことで、スマートフォンタブレット、auケータイ (4G LTE) やモバイルPCなどのモバイル端末遠隔操作ロックしたり、万が一の際にはデバイス内のデータ遠隔消去することが可能です。情報漏洩を防ぐための最後の砦として、このような対策は欠かせません。


4. 社員へのセキュリティ教育

どれほど高度セキュリティ対策導入しても、社員一人ひとりの意識が低ければ、すべてが無駄になってしまいます。たとえば、機密情報をSNSに書き込んだり、公共の場でパソコンを開いて仕事をするなどの行為は、いくらセキュリティソフトを使っていても防げません。社員には、具体的にどのような行為リスクを高めるのか、どうすれば安全確保できるのかをしっかり教育する必要があります。特に小規模企業では、セキュリティ教育後回しになりがちですが、情報漏洩発生すれば、企業信頼一気に失われてしまうため、早急対応必要です。

テレワーク環境をしっかり整えて業務をスムーズに

テレワークには、ワークライフバランス向上をはじめとしたさまざまなメリットがあります。
一方で、勤怠管理の難しさやコミュニケーション低下情報セキュリティといった課題もあり、「自社テレワーク環境本当大丈夫だろうか」と不安に感じることも少なくありません。特に中小企業では、テレワーク環境を整えるためのノウハウ不足していたり、ツール導入運用コストに悩むことも多いかもしれません。

KDDIでは、テレワーク関連するさまざまなサービス提供しており、中小企業のお客さまが抱える課題解決するためのご提案可能です。
法人オンライン相談デスク」へぜひお気軽にご相談ください。

  • ※ 2024年10月現在情報です。

関連サービス


ピックアップ