対策としては、auでいえば「My au」といったスマホのデータ使用量を確認できる「マイページ」アプリから現在の使用量を確認し、必要に応じてデータ容量を追加購入することです。特に法人利用の場合は、通信速度低下による業務への支障を最小限に抑えることができるよう、日頃から自分でデータ残量を確認する習慣を身に付け、万が一不足した場合はすぐに管理者に連絡し、データ追加の手続きができるよう、あらかじめ申請ルートを確認しておきましょう。
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まずは、つながらない原因を「通信側の問題」と「スマホ側の問題」とに切り分けて対応しましょう。
通信側の不調の原因としては、大きく分けて以下の3つを挙げることができます。
多くの通信速度低下の原因は、契約している料金プランの「データ容量超過」です。加入している料金プランのデータ容量分を使い切ると通信速度制限がかかるため、スマホの快適な利用が難しくなります。
スマホの電波は、5Gなど高帯域の電波になるほど高速大容量な通信ができる反面、直進性が強く、障害物に対して回り込みにくい性質を持っています。そのため、市街地では地下街やビルの奥、郊外ではトンネルや山間部など、どうしても携帯電話の電波が届きにくく、通信速度が遅くなるエリアが存在します。
また、近年では「Starlink」などの衛星通信サービスも登場しており、山間部や離島など、従来の電波が届きにくいエリアでも空が見える場所であれば、通信を確保することができます。auであれば、2025年4月に開始した「au Starlink Direct」を利用することで、モバイル通信の圏外でもテキストメッセージでのやり取りが可能となり、もしもの時の連絡手段として安心です。
また、頻度としては低いケースとなりますが、通信会社の一時的な障害や、大規模イベント時の通信混雑など、通信環境自体が不安定になることがあります。
なお、ビジネスでの利用など、通信がサービスの根幹に関わる場合は、万が一の場合に備えてあらかじめ「副回線 (デュアルSIM) サービス」に加入しておくと安心です。
次に、2つめの原因となるスマホ側の問題を見ていきましょう。
突然調子が悪くなる原因のひとつが、スマホ本体の熱による不調です。近年のスマホではAIの利用など、できることが増えていく一方で、スマホのチップやメモリーなどのスペックが最新のサービスに追いついておらず、その処理に負荷がかかり、熱が発生することで、スマホ全体の処理能力に影響を与えるケースが少なくありません。ほかにも、充電しながらの利用や炎天下の車内放置など、スマホが高温になることで、不調をきたす場合があります。
また、レアケースではありますが、古いOSやアプリのバージョンを使用していると、通信処理が正常に行われない場合があります。脆弱性への対応などセキュリティの観点からも、OSやアプリは常に最新バージョンに保つことが推奨されています。iOSやAndroid、よく使うアプリのバージョンを確認し、必要に応じてアップデートを行いましょう。
そのほか、古いスマホは最新アプリに対応しておらず、2-1のように発熱せずともメモリー処理性能が不足していることで、全体的に遅さを感じることがあります。また、常駐アプリや処理中のアプリがバックグラウンドで溜まっていることでも、スマホ全体の処理スピードが重くなる場合がありますので、再起動しても症状が改善しない場合は、最新機種への機種変更を検討するタイミングかもしれません。
もし原因がスマホでなく通信環境に起因するもので、特に職場や自宅で恒常的に通信の遅さを感じる場合は、通信会社に連絡して通信エリアの改善を試みることも選択肢のひとつです。
auであれば、法人・個人を問わず、小型基地局や中継アンテナなどを設置することで、通信品質を改善できる場合があります。訪問調査、設置工事、アフターフォローもすべて無料ですので、まずは一度お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
スマホの遅さの原因には、「通信側」と「スマホ側」の両方の要因があります。まずは自分で確認できるポイントから対処し、それでも改善しない場合は、副回線の導入やスマホの買い替え、電波改善サービスなどで対処していくとよいでしょう。
また、通信の安定性は、どの通信会社を選ぶかでも大きく変わります。auは対策パートでご紹介した手厚いサポートサービスに加え、Sub6 (5G) の拡大や通信速度・遅延などの改善により、国内最高評価の一貫した品質を提供しています。 (注1)
法人向けにはスマホだけでなく、オフィス環境に関するトータル的なご提案も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。