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「高圧受電設備は全国に70万件ほどあると言われています。その保守点検は法律で義務付けられていますが、設置法人内でこの業務を行えない場合、外部委託が認められています。これを請け負うのが当社製品のコアユーザである電気主任技術者です。当社は電気主任技術者を大切な顧客として、常にその声に耳を傾けています」そう語るのは西野氏。
高圧受電設備の漏電・停電発生を通信モジュールにより発信、サーバを介して電気主任技術者に即時通達する『監視王』はそうした緻密なマーケティングから生まれた製品だ。高齢化が進む電気主任技術者に配慮して簡便な仕組みにこだわっている。また担当する電気設備は都市部だけではない。養鶏場・養豚場・花農家の設備も監視対象に浮上。さらに東日本大震災や鳥インフルエンザの流行後は太陽光発電設備の建設ラッシュとなり、新たな需要が次から次へと生まれてきた。
「養鶏場や養豚場の温度や電気設備の漏電を常時監視する仕組みは、比較的簡単に構築することができました。アグリメールという商品で2013年にリリースしました。夏場のエアコン停止は家畜の生死に関わる重大な事故につながります。設置者からの要請も高かったサービスです。」そう語るのは草薙氏。一方、太陽光発電設備の異常監視は課題満載だったと言う。
倉掛社長が経過を語る。「当初ターゲットにしたのは高圧の太陽光発電所でした。直流から交流に変換するパワーコンディショナーには異常接点を出力する端子があり、従来の監視王をベースに開発することができるからです。しかし高圧の施設は大規模なものが多く、当初から高機能な監視システムが実装されていることが多く、思ったほど導入は進みませんでした。
一方、低圧設備では監視システムがほぼありませんでした。」路線変更を迫られた西野氏が採った戦法は、低圧設備向けに電流センサーを組み込んだ新型監視装置の開発だった。「低圧向けでも従来の監視王の持つ豊富な入力チャネル数を確保しました。『ソーラー監視王』と命名し2015年2月に市場投入しました。」
山間部など遠隔地にある設備の偶発的な故障に対応しなければならなかった発電事業者にとっては待望の製品。後付け工事の簡便性や携帯電話へのアラートメールというシンプル機能が評価され、現在では高圧設備への導入も増加していると言う。「LTEモジュールによるレスポンスの向上、カバレッジの広さはKDDIならではです。発電量のモニター、KDDIのクラウドサービスによるセキュアな環境下での発電データ提供サービスもスタートしました。」システム開発を担当する関連会社の社長、太田氏の発言にも力がこもる。
KDDI株式会社 ビジネスIoT営業部 営業2グループ マネージャー
藤原 昇
ムサシインテック様は通信モジュールが登場する以前からM2Mに取り組まれています。時代の流れを読み、細やかにお客さまのニーズに応え、次々に新商品をニッチ市場に導入し、非常に多くのM2M回線をお持ちの協業パートナーさまです。今後もICT (情報通信技術) の面から積極的事業展開のお手伝いをさせていただきたいと考えています。
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