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前回のコラムで、スマートフォン紛失が分かった場合、すぐに遠隔ロック・遠隔データ消去をしなければならないと紹介しました。企業情報の流出を防ぐため、スマートフォンの紛失が分かったときに「どうしようか」と悩んでいる暇はありません。ところが多くの企業では、そんな一刻を争うときにどう対応するかを決めていないのです。
モバイルセキュリティ分野で最先端をいくLookout,Inc. (米国) が2014年に行った調査では、日本では約23%のスマートフォンユーザーが、スマートフォンの紛失を経験していると答えています。これはアメリカで行った同様の調査での30%、イギリスでの35%などと比較すると低い数字に見えますが、5人に1人以上がスマートフォンを紛失した経験があると言う数字は、セキュリティ上では脅威です。
そこで、紛失しないような工夫は当然ながら『スマートフォンは紛失するもの』という前提に立った『万一のときの対策手順』を決めておく必要があります。
最低でも上記のような手順を決め、スマートフォンを持つ全員・関連部署に徹底しておく必要があります。基本となるのは『探す・見つける』のではなく、『もう戻らないという前提に立つこと』です。そして、きちんと上記のような対応をしつつ、警察などの関連機関、取引先などに連絡する必要があります。その連絡の際に『どのような措置をとっているか』をきちんと報告できるようにしていれば、無用に信用を失墜する危険は少なくなるでしょう。
迅速にスマートフォン紛失時に遠隔ロックなどの措置を実行するには、適切な管理ツールが必要です。MDM (モバイルデバイス管理) と呼ばれるツールが一般的ですが、紛失などのセキュリティ対策だけではなく、日常的なスマートフォンの管理も効率化する機能を持つものがほとんどです。MDMを活用すれば、机上のパソコンからすぐに遠隔ロックなどの措置を実行できますし、紛失後にそのスマートフォンが使われているかどうかも確認することができます。紛失後にどのような事象 (情報漏えいなど) が起こっているか、確認できるのです。スマートフォンを活用するならば、効率の面でもセキュリティの面でも、MDMの導入は必須だと言えます。
また、スマートフォンの紛失は日中だけとは限りません。夜間など、業務時間外では対応が遅れてしまいます。そこで、スマートフォンの管理などをアウトソーシングすることも考えられます。多忙な情報システム部門の担当者をスマートフォンの管理から開放し、他業務にリソースをあてられるようになるでしょう。
KDDI顧客調査で分かった、中堅企業におけるモバイルセキュリティ対策の実態と、その対応策をご紹介します。