インマルサットBGAN (Broadband Global Area Network) サービスは、小型・軽量なインマルサットBGAN端末を利用し、グローバルカバレッジにおいて、音声通信はもちろんのこと、64kbpsのISDN通信、 2種類のIPパケット通信 (最大492kbpsのスタンダードIPパケット通信および最高帯域確保384kbps (上限約450kbps) のストリーミングIPパケット通信) をご利用できます。
インマルサットBGANの一般的なネットワークを図で表すと以下のようになります。
KDDIのBGANをご利用いただいた場合、インマルサットBGAN/FBサービスは、
東京に設置された専用アクセスポイントがご利用いただけます。
インマルサットBGANは既存通信のバックアップとして活躍できます。
インマルサットBGANはベストエフォートで500kbps弱のデータ通信、ならびに複数の音声回線を有し、災害時の情報伝達にご活用いただけます。
特にEXPLORER710端末は、アンテナと本体 (トランシーバー) を離して設置することができます。例えばアンテナを屋上の見通しが開けたところに、本体をオフィス内に設置するといった、物理的に柔軟な配置が可能です。一般的な工事のイメージは以下の通りです。EXPLORER710からはLANならびにアナログ電話を宅内に引き込むことができます。
日本からインマルサット衛星が見える南の空が開けている必要があります。また、電波は障害物を通り抜けません。衛星の方向に地形や建物などの障害物がないことを確認してください。
通常のガラス窓の場合、電波を通すため室内にBGANアンテナを設置して利用することは可能です。ただし最近主流のエコガラスなど、ガラスの種類によっては電波を通しにくい、または全く通らないケースがありますので、事前サーベイが必要となります。
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