インマルサットサービスは、インマルサット静止衛星を通じて、
インマルサット設備と電話・テレックス・データ端末やインターネットを結ぶ通信サービスです。
船舶と陸地、あるいは通信設備のない山奥や被災地との通信を可能にします。
赤道上空36,000kmの位置に配置された4機の静止衛星で、極地を除く全世界をカバーしています。
音声通話から最大492kbpsのデータ通信まで幅広く対応します。
インマルサット衛星通信の各種端末で、安定した電波を受信するための理想的な使用環境は、南側に障害物 (地形・建造物など) がない場所です (注)。インマルサットサービスは赤道上空36,000kmにある静止衛星と通信を行っています。日本国内では、南側の空が開けていることで、衛星をとらえ、通信ができます。
インマルサット衛星を経由して通信するため、地上の通信手段がない場所でも通話・データ通信が利用できます。データ通信と音声通信の同時利用が可能で、雨などの悪天候に影響されにくい特長があります。
災害時は固定・携帯電話・データ通信が利用可能な場所でも規制がかかり使用できなくなる場合があります。インマルサットは地球局が海外にあるため、日本国内で起きている通信設備障害などを受けずに利用できます。
衛星携帯電話は、屋外でしか使えないと思っていませんか? インマルサット衛星携帯電話なら、南の空に向けて障害物 (山・建造物など) がない条件下であれば、建物の屋上に屋外アンテナを設置することで屋内でもご利用いただくことが可能です。そのため、緊急時の対策本部の通信手段としてもおすすめです。
アンテナの設置場所
安定して電波を受信するためには、アンテナの南側に障害物 (山・建造物など) がない場所を選んで設置することが必要です。
サービス専門スタッフが、導入へのご相談やお見積もりを致します。
何かご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。