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クラウドサービスを使うことが当たり前になっている現在、大量のデータがクラウド上に保存されていますが、そのデータがどのように保護されているか、ユーザーにとっては忘れがちではないでしょうか。「クラウド上に保存されているから大丈夫」「消えてしまっても復元できるのではないか?」というイメージをお持ちの方も多くいらっしゃるかもしれません。
今回は、中でもたくさんの企業が導入しているMicrosoft 365におけるデータ保護についてご紹介したいと思います。
オンライン会議での「Microsoft Teams」、メール利用での「Exchange Online」、ファイル共有サービスの「SharePoint Online」など、「Microsoft 365 with KDDI」に含まれるサービスには大量の重要データが蓄積されています。
これらのデータについて、万が一間違えて消してしまってもSharePoint上に残っていれば「ゴミ箱」から復元することは可能です。
しかし、これは保存期間内の場合です。データを削除してから3カ月が過ぎてしまうと、SharePointからも完全に消えてしまうのです。
これは、Microsoft社が発表している「責任共有モデル」というものに基づいています。
堅牢なクラウドサービスで高い可用性を維持している「Microsoft 365 with KDDI」ですが、「Microsoft 365 with KDDI」のバックアップや、外部からの攻撃(マルウェアなど)などに対する「データの保護」については、お客さまの責任、つまりみなさん自身で対応しなければならないことをご存じでしたか?
誤ってデータを消してしまった場合は3カ月まで保護されていますが、退職してしまった方のデータについては、30日で完全削除されてしまいます。
引き継ぎ資料に漏れがあることに気づいたときにはもう遅い、なんてこともあるかもしれません。
そのようなことが起こらないようにするために、バックアップ対策を取っておくことが重要となります。
「バックアップが必要とは知らなかった」「どのように対策すればよいのだろう」とお思いの方は、いざというときに困らないよう、見直してみてはいかがでしょうか。
さらにバックアップを取っていない場合のリスクやバックアップの構築方法について、バックアップソリューションを手掛けるヴィーム・ソフトウェア社とKDDIで対談を実施いたしました。資料を以下に掲載しておりますので、ぜひご覧ください。