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葛飾区様では従来、本庁舎内にあるサーバルームで各種システムを運用していた。しかし、本庁舎は昭和37年の竣工。「相当の歳月が経っており、大規模災害が発生した場合、機能しなくなることも考えられました」と江川氏は話す。東日本大震災を大きなきっかけに、BCPについて改めて議論を重ねた同区。「役所が被災したからといって、区のシステムを稼働させないわけにはいきません」(土居係長) と、災害に強いシステムの実現へ動き始める。
葛飾区様がまず着手したのは、より堅牢なデータセンターへのシステムの移行だ。本庁舎とデータセンターをつなぐネットワークには、「KDDI Wide Area Virtual Service Switch (以下略称: KDDI WVS)」を採用した。「大手通信キャリア3社を比較検討しましたが、レイヤ2の閉域網という要件を満たし、最も財政的な効果を得られるのがKDDIでした」(江川氏)。データセンターへの移行により、BCP対策の強化を図った同区だが、まだ課題は残った。約200ある拠点からは、本庁舎を経由してデータセンターに接続する構成となっていたことだ。
このため本庁舎のネットワークに障害が発生すれば、全拠点でシステムが使えなくなる。そこで同区は拠点間網にも「KDDI WVS」を採用し、各拠点からデータセンターに直接接続できるネットワーク構成を実現。「その際にはアクセス回線の集約も行い、各拠点間を結ぶネットワークにかかるコストを年間約1,100万円削減できました」と江川氏は説明する。さらに同区は、インターネット環境のBCPも強化している。
これに貢献したのが、東日本エリアに大規模災害が発生しても、西日本エリアからインターネットに接続できる「KDDI WVS 2」だ。また、「KDDI WVS 2」のUTM (注2) 機能や、区の公式ウェブサイト用にクラウド基盤サービス「KDDI クラウドプラットフォームサービス」も活用。インターネット関連でも年間約800万円のコスト削減を見込む。「今後も、自前設備から外部サービス利用へのシフトを進めてコスト削減と運用効率化を図り、区民サービスの向上につなげていきたいですと、土居係長は語る。
KDDI 株式会社 官公庁営業部 営業2グループ
水野 里美
葛飾区様に「KDDI Wide Area Virtual Switch」に続き、「KDDI Wide Area Virtual Switch 2」と「KDDI クラウドプラットフォームサービス」導入のお手伝いをさせていただくことができ、誠に嬉しく思っております。今後もKDDIのタブレットの導入など、お役に立てるようなご提案をしていきたいと思います。
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