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札幌市近郊では2000年を境に駐車場設備などにおけるロードヒーティングシステムの導入が進み、現在では多くの分譲マンションや賃貸マンションにまで普及している。導入当時、これらシステムは、降雪センサーが検知した信号を直接熱源となるボイラーにつなぎ、自動運転をさせるタイプが多かった。しかし、降雪センサーは期待する精度では作動せず、融雪を必要としない降雪や雨でも作動する場合が多かった。またボイラーには常に予熱が必要であることから、その燃料コストも問題になっていた。さらに自動運転システムの多くが遅延タイマーを設けており、少量の降雪でも融け残りがないよう融雪後も稼働する仕組みとなっている。創業時、社長の入澤氏は「予熱運転」「過剰運転」「誤認運転」を「三大ムダ」と提唱し、これを解決する方法として、モバイル通信技術を用いた遠隔監視システムの実現を模索していた。
課題解決のヒントは携帯電話だったと言う。國塚氏が語る。「入澤はもともと携帯電話やスマホに詳しく、ボイラーの接点をリモートコントロールする方法を模索していました。当時はIoT (注2) とかM2M (注3) という概念が成熟していなかったので、試行錯誤の連続でした。そうした先駆的な取り組みに応えてくれたのが KDDI です。」両社の関係について國塚氏がさらに続ける。「遠隔監視・操作で重要なことはネットワークの安定性やカバレッジに加えてセキュリティです。
この点で KDDI のCRG (注4) を高く評価しました。現在は、蓄積されたログがビッグデータ化していますので、これをどう展開するか、新しい局面を迎えています。ここでも KDDI のクラウドを活用しています。」同社の融雪システム遠隔監視システム「ゆりもっと」は2008年に特許を取得したほか、数々の賞を獲得している。「札幌近郊だけでもまだ未開拓のマンションが1000棟以上あります。高齢化に伴い、需要も高まります。最近では防犯用途での相談も受けるようになりました。」こう語るのは営業の渡部氏。
高まるニーズに対し、システムを担当する石塚氏はこう答える。「これまでは有人監視によるメリットを打ち出してきましたが、受託件数が増加した場合、オペレーション量も増えます。このため担当者の負担を軽減し、ヒューマンエラーを防止する仕組みや、自動化に向けた取り組みも必要です。」國塚氏によると既にその構想はあると言う。同社のチャレンジには今後も目が離せない。
KDDI 株式会社 モバイルビジネス営業部 営業2グループ
前田 義和
エコモット様には創業以来、弊社の通信モジュールをご利用いただいております。始めにスタートした「ゆりもっと」も今では北海道を始め、多くの雪国で活躍しております。エコモット様はIoT (注5)/M2M (注6) 専門業者として、プラットフォームの「FASTIO」を軸に「現場ロイド」「ドライブレコーダー」など新サービスをどんどん開始しておりますので、弊社も裏方として安心いただける通信を提供してまいります。
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