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トランシーバーと聞くと、その利用シーンには、接客販売やイベントの運営時、配送や警備の現場などが思い浮かぶ。「特定小電力タイプですと、通信距離はせいぜい200m程度。そういう意味では通話エリアに気を遣わないで済むIPトランシーバーの登場は、従来概念を打ち壊す画期的な出来事でした」松田氏がそのインパクトを語る。「しかし多くのトランシーバーは、携帯電話やスマートフォンのような同時通話ができません。
つまり、相手の話し終わりを待ってから自分が話す必要があります。また相手が送話ボタンを離した瞬間に、自分が話し始めてしまうと頭が切れてしまいます。無線機に慣れたユーザーであれば一種のマナーとして受け入れられる通話ルールではありますが、無線機を使うのに不慣れな方にとっては不要な流儀です。開発においては同時通話をいかにして実現するかがテーマになりました」
米川氏が訴求ポイントを説明する。「『IP500H』の特長は、まず4G LTEにより通話エリアの制約をほぼなくしたこと、そしてKDDIのクラウドサーバにより高いセキュリティを確保している点です。次に複数の端末に一斉送信ができる同報性・即時性を担保しつつも、送話が1端末に限定されず、複数の端末が同時に送話できる点です。携帯電話やスマートフォンと同じ感覚でごく自然に会話ができ、別の人が送信中であっても、優先度の高い用件があれば割り込んで伝えることもできます。
3点目は、従来のトランシーバーと比較して全く違和感がないことです。使い勝手ではIP67 (注2) の防塵・防水性を有し、約10時間の連続使用が可能です。使用に際し面倒な申請手続きや免許が不要であることも添えておきます」ソフトウエアの開発を担当した園部氏がさらに補足する。「4Gのモジュールを採用した根拠は、パケット伝送における遅延が少ないことです。これにより送話から相手に音として伝わるまでの遅れが少なくなるので、操作感の向上につながります。緊急地震速報を受信できるのも利点の一つです」
豊富なオプションも魅力の一つだ。「有線LANと『IP500H』と結ぶIP無線ゲートウェイ『IP500G』を導入することで、『IP500H』が取得したGPS情報を地図上に表示したり、RoIP (注3) ゲートウェイを介してIP電話や特定小電力トランシーバーとの連携も可能になります。後発の車載専用タイプ『IP500M』は有線LAN・無線LAN接続ポートを有し、4G LTE網を経由して小容量なデータ通信も可能です」今後さらなる展開が期待される。
注1)auの4G LTE (800MHz帯) の電波到達範囲
注2)試験用粉塵を1m3あたり2kgの割合で浮遊させた中に8時間放置したのちに取り出し、無線機として機能すること
また、バッテリーパックを正しく装着した状態で水深1mの常温の水道水に静かに沈め、30分間放置したのちに取り出し、無線機として機能すること
注3)Radio over IPの略称
KDDI株式会社 ビジネスIoT営業部 営業1グループ 主任
藤井 裕美
アイコム様のIP500Hは、老舗としてのブランド力・技術力をもって開発された、国内初のLTE対応IP無線機です。プレスリリース以来、KDDIにも多くのお問い合わせをいただいております。微力ではございますが、アイコム様のサービスにかかわることができ、大変光栄です。今後もアイコム様のサービスを支える通信インフラ会社として、さらなるサービス向上へのご提案と、IP500Hをご契約のお客さまにが安心してご利用いただくためのサポートに努めて参ります。
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