インマルサットサービス サポート情報

平素より弊社のインマルサット衛星通信サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
毎年春と秋の一定期間に発生する「静止衛星食」に伴い、以下の期間中、一部の衛星通信サービスに一時的な影響が生じる可能性がございます。

■静止衛星食とは？

静止衛星食とは、通信衛星が太陽と地上の受信アンテナのほぼ一直線上に並ぶことで、太陽の強い電波 (太陽雑音) が衛星からの信号に干渉し、通信品質が一時的に低下する現象です。これは自然現象であり、年に2回 (春分・秋分の前後) 発生します。

■影響が予想される期間

• 期間：春分 2月下旬 ～ 3月下旬、　秋分  8月下旬 ～ 9月下旬
• 時間帯：22:00 ～ 24:00

■影響内容

衛星を利用した一部の通信サービス (インマルサットBGANなどデータ通信、電話) において、以下のような現象が発生する可能性があります。

• 映像や音声の乱れ
• 一時的な通信速度の低下
• 接続の不安定化

■対策とお願い

• この現象は自然現象であり、完全回避は困難ですが、事前にご案内することで影響を最小限に抑えるよう努めております。
• 通常、影響は短時間かつ一時的なものであり、特別な対応は不要です。
• 重要な通信がある場合は、該当時間帯を避けるなどの対策をおすすめいたします。
• 万が一、長時間にわたる通信障害が発生した場合は、弊社GNOCサポート窓口までご連絡ください。

ご利用の皆さまにはご不便をおかけいたしますが、自然現象による一時的な影響であることをご理解いただきますようお願い申し上げます。

KDDIは2025年10月1日から、法人向けネットワーク関連サービスの一部についてのご提供価格の改定を実施します。
昨今のインフレなどの影響により、通信設備やライセンスなどの調達価格や保守費用が年々高騰していることをうけ、お客さまに持続的にサービスを提供するため価格改定を行います。
今後もお客さまへの一層のサービス向上に取り組んでまいりますので、何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 

■改定内容

• インマルサット衛星携帯電話の改定後の料金はこちらをご確認ください。
• インマルサットCの改定後の料金はこちらをご確認ください。
• UmiMailの改定後の料金はこちらをご確認ください。

■ Explorer710アンテナ部のみ新規ご購入または修理をされた場合、アンテナ部を接続する前に既存のExplorer710トランシーバー部のファームウェアバージョンを1.10以降への更新が必要です。

Explorer710アンテナ部交換時の注意事項

トランシーバー部のファームウェアバージョンは、液晶画面右側のカーソルボタンを操作して表示される四角い枠を液晶画面右下の歯車マークに合わせて「OK」ボタンを押し、「Properties」→「Software」の順に選択すると表示されます。