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ネットワークとは?種類や仕組み、構築の方法などわかりやすく解説

ネットワークとは?
種類や仕組み、構築の方法などわかりやすく解説

2025 4/1
ネットワークは、現代のIT社会における基盤技術として、私たちの生活やビジネスを支える重要なツールです。パソコンやスマートフォン、IoTデバイスの活用に不可欠で、通信やデータ共有、セキュリティの要素を担っています。本記事では、ネットワークの基本概念から種類、仕組み、構築方法、活用事例までをわかりやすく解説します。

※ 記事制作時の情報です。

1.ネットワークとは

ネットワークとは、「網」を意味する英単語語源であり、人やモノをつなぎ、情報資産共有するための仕組みです。IT分野では、ケーブル通信技術を用いて複数コンピューター接続する「コンピューターネットワーク」を意味します。

現代では、メールやSNSを通じたコミュニケーションオンラインショッピングなどが代表的活用例です。

IoT (モノインターネット) 技術により、ネットワーク活用の幅がさらに広がりました。IoTに対応した家電製品、車、工場設備などがネットワークを介して接続されることで、遠隔操作リアルタイムでの状態確認可能になり、利便性効率性大幅向上しています。

1-1. ネットワークの発展と普及

ネットワークには、企業内LANやイントラネットなど、さまざまな形態があります。

そのひとつである世界規模ネットワークインターネットは、1967年に米国研究開始されたARPAnetを起源とし、現代情報社会基盤へと発展しました。インターネット日本で初めて登場した1984年当初ユーザー大学研究機関に限られていましたが、1990年代にWindows95が登場したことによって一般家庭中小企業にも普及し始めました。

当時情報受信者発信者明確に分かれており、近年、この時代は「Web1.0」と呼ばれています。

2000年代になると、インターネット接続環境が大きく進化しました。従来低速通信中心であったダイヤルアップ接続 (電話回線電話交換機使用した接続) に加え、ADSLと呼ばれる高速かつ定額制接続サービス普及したことで、一般ユーザー積極的情報発信できるようになり、情報双方向性実現したこの時代は「Web2.0」と呼ばれています。

2010年代にはスマートフォン普及と光ファイバー高速ネットワーク整備により、ネットワーク環境一層発展しました。(注)

2.ネットワークで通信ができる仕組み

2-1. プロトコル


ネットワークにおける「プロトコル」とは、データ通信を行う際のルール規格です。異なるコンピューター機器間相互通信可能にするため、共通プロトコルが欠かせません。

例えば「TCP/IP」(インターネット上でデータ送受信するための標準的通信手順) をはじめ、ネットワーク種類目的に応じてさまざまなプロトコル利用されています。

地球とデータ通信の様子。

2-2. IPアドレス

IPアドレス (Internet Protocol Address) は、ネットワーク上でデバイス特定するための「住所」に当たります。これは、データ送受信を行う際、送信元送信先識別するために割り当てられる識別番号です。

IPアドレスは大きく「グローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」に分類されます。グローバルIPアドレスは、全世界のどのネットワークでも重複しないアドレスです。一方プライベートIPアドレス家庭企業などの限定されたネットワーク内で使用されるもので、ほかのネットワークで同じ番号使用されていても問題はない、という違いがあります。


2-3. OSI参照モデル


OSIモデルの階層図。

OSI参照モデルは、ネットワーク設計トラブル対応基本となる考え方です。このモデルでは、ネットワーク通信機能を7つの階層に分けて定義しています。L1はハードウェア、L2~4はネットワーク、L5~7はソフトウェア領域を扱います。これにより、異なるシステム間で円滑通信実現することが可能になっています。

3.ネットワークの種類と違い

ネットワークは、接続する範囲目的によってさまざまな種類分類されます。


3-1. LAN


LAN (Local Area Network) は、特定建物施設内など一定エリア利用される小規模ネットワークです。パソコンスマートフォンプリンター接続ファイル共有などに活用されます。

LANには有線無線の2種類があります。有線LANは物理的ケーブル接続により、大量データ高速通信と高いセキュリティ確保できるのが特徴です。一方無線LANは自由度に優れ、ケーブル不要機器接続できますが、電波干渉遮蔽物影響通信不安定になる場合があります。

光る電球を持つ手とデジタルデータ。

3-2. WAN

WAN (Wide Area Network) は、地理的に離れた複数拠点を結ぶために利用する広域ネットワークです。公衆回線活用して、遠隔地にあるオフィス施設間データ通信実現します。LANと比べて広範囲エリアカバーできますが、運用によっては通信速度低下課題となります。専用線接続などで高速通信維持する場合には、運用コスト上昇が考えられるでしょう。


3-3. イントラネット

イントラネットは、主に社内情報共有専用ツール運用活用されるネットワークです。インターネットと同じ技術基盤として構築されており、セキュリティ対策不十分場合には、外部からの不正アクセスデータ漏えいのリスクが高くなります。


3-4. インターネット

インターネットは、個人企業コミュニケーションオンラインショッピングリモート教育データ分析など、現代社会のあらゆる活動を支えるインフラとして機能しています。

その普及度の高さにより、誰でも簡単情報発信共有できる一方で、サイバー攻撃などのセキュリティリスクも伴います。

4.ネットワークを構築する流れ

地球とデジタルデータの流れる様子。

ネットワーク構築する流れは、以下のとおりです。

5.ネットワークを構築するポイント

まず、現状課題を洗い出します。通信速度不安定さ、セキュリティ上の不備など、既存ネットワーク問題点明確化し、使用する従業員増加や新しいアプリケーション導入といった、将来的ニーズ視野に入れる必要があります。

構築方針では、接続範囲データ容量通信速度などの技術要件に加え、運用コストセキュリティ対策重要検討項目です。例えば、セキュリティ面ではファイアウォールやVPNの導入で、外部からの不正アクセスを防ぐ体制整備などの対策が考えられます。

また、ネットワーク冗長化障害時バックアップ確保し、業務用ゲスト用への分離を通じてセキュリティリスク軽減を図るのもひとつの方法です。

6.ネットワーク技術に関する用語


6-1. 情報セキュリティ

情報セキュリティは、機密性完全性可用性の3要素を柱とし、組織情報資産保護する取り組みです。情報資産には、顧客データ技術的ノウハウなどのデータから、IT機器システムまで含まれます。

これらの資産を守るには、サイバー攻撃などの外部脅威に加え、内部不正ヒューマンエラーといったインシデントへの対策不可欠です。


6-2. VPN仮想化

VPN (Virtual Private Network) は、物理的専用回線使用せずに、インターネット上に安全独自仮想ネットワーク構築する技術です。データ通信暗号化されているため、万が一外部から通信内容傍受されたとしても容易解読されません。

社員自宅外出先から会社ファイルサーバーデータベースアクセスする際、VPNを利用すれば公共ネットワークでも安全性確保されます。

7.ネットワークの活用事例

近年、多くの企業デジタル変革 (DX) や業務効率化目的ネットワーク高度活用しています。ここでは、ネットワーク活用事例を2つ紹介します。


7-1. 【全日本空輸株式会社様】SD-WANで北米の通信環境を刷新し、グローバルDXを推進

全日本空輸株式会社様は、北米エリア通信ネットワーク環境改善のため、「KDDI SD-Network Platform」と「ネットワークマネージメントサービス」を採用し、柔軟コストを抑えた通信環境実現しました。

同社では航空事業デジタル化を進める中で、通信品質向上運用コスト最適化課題となっていました。従来専用線主体構成では通信量急増対応できず、新拠点開設にも時間がかかっていました。

KDDIの航空事業への精通度技術提案力評価し、専用線インターネット回線効果的に使い分け、運用コスト約4割削減成功しています。


7-2. 【株式会社JR東日本情報システム様】クラウド環境の接続・運用を効率化し、グループ全体のDXを加速

株式会社JR東日本情報システム様は鉄道システムで培った技術力を活かし、グループ全体情報システム構築運用を担っています。

同社は、JR東日本グループ各社様クラウド活用促進するため、「KDDI Wide Area Virtual Switch 2」と「ネットワークマネージメントサービス」を導入し、クラウド接続環境構築運用効率化実現しました。

クラウド環境への接続には従来3カ月程度期間コストがかかり、セキュリティ管理負担も大きな課題となっていました。同社はKDDIとの長年信頼関係を基に、専門チーム技術力親身サポート体制評価して導入決定し、わずか数営業日での環境構築可能にし、接続ポイント集約による一元管理ネットワークセキュリティ強化につながりました。

8.ネットワークに関するよくある質問

スマートフォンとノートPC、デジタルデータのグラフィック。

8-1. ネットワークをビジネスに活用するメリット

ネットワークビジネス活用は、業務効率化生産性向上寄与します。社内ファイルサーバーによる情報共有迅速化で、複数社員が関わるプロジェクト効率的運営可能です。

また、Web会議チャットツールによるリアルタイムコミュニケーションクラウドサービス活用したデータバックアップセキュア情報共有により、地理的に離れた拠点在宅勤務社員との柔軟業務連携実現します。


8-2. インターネットとネットワークの違い

ネットワークは、複数機器接続して情報資産共有する仕組みで、企業内LANや家庭内ネットワークのような限定的範囲構築されるものから、世界規模で広がるインターネットまで、さまざまな形態があります。インターネットは、これらのネットワーク相互接続した、大規模公開情報通信網といえます。


8-3. ネットワーク障害が起きる理由

ネットワーク障害が起きる主な理由は、故障したルータースイッチなどのハードウェア問題機器誤設定更新不備による設定ミスなどが挙げられます。

さらに、プロバイダー障害回線物理的損傷による通信トラブル、DDoSやウィルスなどのセキュリティ攻撃同時接続による帯域圧迫といった過負荷も主な要因となり得ます。これらの要因単独だけでなく、複合的発生する可能性があることも念頭に置きましょう。

9.まとめ

ネットワークは、日常生活ビジネスにおいて不可欠存在であり、情報共有効率的業務遂行リモートワーク推進に大きく寄与しています。本記事では、ネットワーク種類仕組み、構築の流れ、注意すべきポイントビジネスへの活用事例について詳しく解説しました。

適切ネットワーク設計運用は、生産性向上コスト削減実現し、セキュア効率的システム構築可能にします。ネットワーク理解を深め、より効果的利用ビジネスへの活用目指しましょう。

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