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ストレージとは?空き容量の増やし方や目的に合わせた選び方を解説

ストレージとは?
空き容量の増やし方や目的に合わせた選び方を解説

2025 1/29
PCやスマートフォンを使用していると「ストレージがいっぱいです」と表示されることはありませんか?このままではデータが保存できなくなり、不具合が起きる可能性があります。本記事では、ストレージの空き容量が不足したときの対処法と、適切なストレージの選び方について詳しく解説します。

※ 記事制作時の情報です。

目次

  1. ストレージとは
  2. ストレージの種類
  3. 「ストレージの空き容量がありません」と表示されたときの対処法
  4. ストレージの適切な選び方
  5. まとめ

1.ストレージとは

ストレージとは、PCやスマートフォン使用する各種ファイル写真動画などのデータ保存する場所です。市販のPCやスマートフォンには、購入した時点ストレージ内蔵されています。しかし、この容量はあらかじめ決まっており、容量が足りなくなった場合外部ストレージ接続して補ったり、より大容量ストレージ搭載されたデバイスに買い替えたりする必要があります。

ストレージと似た言葉に「メモリー」があります。どちらもPCやスマートフォンなどのデバイスで用いられている記憶装置ですが、用途が異なります。メモリー作業必要データ一時的保存する場所で、アプリケーション終了、あるいはデバイス電源オフにするとデータ消去されます。一方ストレージ保存されたデータ電源オフにしても残ります。

ストレージ容量はさまざまな手段で増やせます。このあと解説するストレージ種類や、容量不足したときの対処法を踏まえて、最適手段を選んでください。

2.ストレージの種類

ストレージには、大きく分けて3つの種類があります。以下では、それぞれの特徴について解説します。
 

2-1. 内部ストレージ

内部ストレージとは、購入したPCやスマートフォン最初から内蔵されているストレージです。
内部ストレージ購入後容量を増やせないケースがほとんどです。特にスマートフォン容量増設が難しいため、写真動画などのデータを多く保存したい場合は、あらかじめストレージ容量が大きなタイプを選ぶことをおすすめします。


2-2. 外部ストレージ

外部ストレージとは、PCやスマートフォンなどのデバイス接続して使用する外付けのストレージです。主な種類には以下があります。

  • 外付けHDD・SSD
  • USBメモリ
  • SDカード

外部ストレージ容量形状多様で、家電量販店手軽購入できます。持ち運びが必要場合は、軽量コンパクトなものを選ぶと便利です。ただし、外部ストレージ種類によっては持ち運びや、所有デバイスとの接続ができないものもあります。

購入する際は、問題なく使用できるかどうか確認を必ず行いましょう。


2-3. クラウドストレージ (オンラインストレージ)

クラウドストレージとは、インターネット上のサーバーデータ保存するストレージです。オンラインストレージとも呼ばれます。インターネット接続できれば、どこからでもアクセスでき、月額年額制料金プラン提供されています。

クラウドストレージ最大メリットは、ストレージがいっぱいになっても簡単容量を増やせる点です。容量追加手続きはオンライン上で完結できるため、急を要する場合でも迅速対処可能です。アクセス権限付与された相手簡単データ共有できる点も、クラウドストレージメリットです。手元デバイスデータ保存しないため、デバイス故障紛失データ消失といったリスクに備えたセキュリティ対策としても有効です。

3.「ストレージの空き容量がありません」と表示されたときの対処法

PCやスマートフォンなどの内部ストレージの残り容量が少なくなると、「ストレージの空き容量がありません」といったアラート表示されます。この状態になると、新しいデータ保存できません。

さらに、デバイス正常動作しなくなることがあります。具体的には、データ処理スピード低下したり、強制的シャットダウンされたりする不具合発生します。こうしたことが繰り返し起きると業務支障が出てしまうため、何らかの対処必要です。以下では、その対処法を4つご紹介します。
 

3-1. 不要なファイルや動画などを削除する

まず、デバイス内の不要ファイルデータ削除しましょう。特に動画容量が大きいため、優先的チェックすべきです。写真同様で、同じような写真何枚もある場合は、ベストショットだけを残して、それ以外削除しましょう。

また、アプリケーションの中にも容量が大きなものがあるため、ほとんど使っていないアプリケーション削除して、ストレージの空き容量を増やしましょう。


3-2. 容量の大きな内部ストレージに交換する

デバイス内でストレージ増設するか、内部ストレージ大容量のものに交換する方法があります。デスクトップ型のPCであれば、多くの製品内部ストレージ増設対応しています。内部ストレージ交換する際は、データ消失可能性注意必要です。作業開始する前にデータバックアップを取り、交換作業取扱説明書に従って慎重に行いましょう。

スマートフォン内部ストレージ交換ができないことが多いため、他の方法対処する必要があります。利用頻度の低いデータクラウドストレージ移行するのもよいでしょう。


3-3. 外部ストレージ (HDD、SSD、USBメモリ、SDカード) を利用する

デバイス内のデータ外部ストレージ移行することで、内部ストレージに空き容量が生まれます。頻繁利用するデータのみを内部ストレージに残し、利用頻度が低いデータ外部ストレージ移行するとよいでしょう。SDカードなどコンパクト外部ストレージであれば、持ち運びも簡単です。

一般的に、外部ストレージ容量が大きいほど高額になるため、必要容量価格バランスを考えて選択することが大切です。また、データを読み書きする速度によっても価格が変わるため、どの程度の速さを求めるかも考えて選びましょう。スマートフォンであれば、SDカード対応したものもあります。容量にさまざまなバリエーションがあり、用途に応じて選択可能です。


3-4. クラウドストレージを利用する

クラウドストレージ利用すれば、外部ストレージの持ち運びは不要となり、容量簡単に増やせます。
ただし、クラウドストレージデータアクセスするにはインターネット環境必要です。オフライン環境作業することが多い場合は、クラウドストレージは適していません。将来的にどれだけのストレージ容量必要になるか判断できない場合も、クラウドストレージ利用推奨されます。スモールスタート可能で、容量追加する手続きも簡単です。

クラウドストレージは、容量利用できる機能サービスによって異なります。不正アクセスに備えたセキュリティ機能充実度なども確認して、最適サービスを選びましょう。

4.ストレージの適切な選び方

ストレージは、目的用途に応じて最適なものを選ぶことが大切です。
以下では、ストレージの選び方のポイントについて解説します。
 

4-1. サイズの大きなデータを保存するならHDD

「Hard Disk Drive」の略称であるHDDは、多くのPCに内蔵されている代表的記憶装置です。磁気ディスクモーター高速回転させ、磁気ヘッドデータを読み書きする仕組みになっています。使い方は次に説明するSSDと似ていますが、それぞれにメリットデメリットがあります。

HDDはSSDよりもデータ容量が大きなものが多く、大量データ保存対応できます。容量あたりの価格がSSDより安価である点も大きなメリットです。こうしたことから、保存したいデータ量が多い場合はHDDが適しています。

ただし、HDDは外部からの衝撃に弱く、故障によるデータ消失リスクがあります。また、データを読み書きする速度がSSDと比べて遅く、処理時間がかかります。このほか、データを読み書きする際に振動作動音、熱が発生することから、使用が適さない場面もあります。


4-2. データの読み書き速度を重視するならSSD

「Solid State Drive」の略称であるSSDは、HDDと比較してデータの読み書きが速いのが特徴です。SSDはメモリーチップデータ保存する仕組みになっており、物理的動作する部品はありません。そのため、使用中振動作動音発生せず、とても静かです。

また、SSDはHDDと比べて衝撃に強く故障しにくいため、重要データ保存するならSSDが適しています。また、HDDよりも軽量コンパクト製品が多いので、持ち運びにも便利です。ただし、SSDはHDDよりも容量が小さな製品が多く、価格も高めです。大量データ保存にSSDで対応しようとすると、費用は高くなります。SSDとHDDのどちらを選ぶか決める際は、どれくらいの費用許容できるかが大きなポイントになるでしょう。


4-3. 社内ネットワークでデータを共有するならNAS

「Network Attached Storage」の略称であるNASは、ネットワークを介してデータ保存するストレージで、一般的に「ナス」と呼ばれています。ネットワークといっても、社内LANなどの閉じたネットワーク内で利用されるのがNASの特徴です。NASは社内ネットワーク接続されたすべてのデバイスからのアクセス可能で、部署内チーム内でのデータ共有に適しています。
また、ストレージ容量組織全体共有できることから、効率よく使用できます。NASにはCPUやOSが搭載されており、PCに近い使い方もできます。単にデータ保存共有するだけでなく、データ管理活用のための機能充実している点はメリットです。
一方セキュリティ制約上、NASの利用社内ネットワークだけに限定され、出張先などの遠隔地から外部アクセスできない場合があります。こうした状況では、事前データ内部ストレージ保存する必要があります。


4-4. クラウドストレージはバックアップにも最適

クラウドストレージは、ほかのストレージと比べて柔軟性拡張性が高いのが特徴です。HDDやSSDなどを購入しなくても、オンライン上の契約後すぐに利用開始でき、容量が足りなくなった場合も、契約プラン変更すれば簡単容量を増やすことも可能です。各社からさまざまなサービス提供されているため、機能料金比較して自社最適サービス選択可能です。

インターネット環境があれば利用できるクラウドストレージは、社外からアクセスする機会が多い場合に適しています。社内だけでなく社外の人ともデータ共有しやすい点もメリットで、加えて、デバイス故障紛失によるデータ消失リスクもなく、地震火災などの災害に備えたバックアップとしても利用できます。

一方クラウドストレージデメリットとしては、契約期間中利用頻度にかかわらず、継続的料金発生する点です。コスト重視する場合は、他のストレージコスト比較して選択するとよいでしょう。

5.まとめ

ストレージ容量が足りなくなったときは、何らかの方法対処しなければなりません。容量を増やす手段はいくつかありますが、それぞれにメリットデメリットがあるため、用途目的に応じて最適手段を選びましょう。その際、今後どれだけの容量必要になるかの見通しを立てておくことも重要です。

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