このページはJavaScriptを使用しています。JavaScriptを有効にして、または対応ブラウザでご覧下さい。

閉じる
閉じる
eSIM対応PCとは?対応機種や設定、導入の注意点まで解説

eSIM対応PCとは?対応機種や設定、導入の注意点まで解説

2026 1/23
eSIM対応PCは、スマートフォンで普及しているeSIMをPCでも利用できるモデルです。PC本体に通信機能が組み込まれているため、物理SIMカードを差し替える必要がなく、設定だけでモバイル回線に接続できます。Wi-Fi環境がない場所でもすぐにインターネットを利用でき、外出先でも安定した通信を確保しやすいことから、テレワークや出張が多い働き方で注目されています。本記事では、eSIM対応PCの仕組みやメリット、導入時の注意点をわかりやすく解説します。

※ 記事制作時の情報です。

1.eSIMとは何か

eSIMは、スマートフォンやPCの内部にあらかじめ組み込まれている通信機能のことで、従来のように小さなカードを差し込んで回線を使う仕組みとは異なります。eSIMを使うと、申し込み後に届く設定情報を読み込むだけで回線利用できるようになり、店舗での手続きやカード交換手間を減らせます。遠隔設定変更できるため、用途に合わせて回線を切り替えやすい点も特徴です。モバイル通信をより手軽に扱える仕組みとして、業務利用でも注目されています。

1-1. eSIMとSIMカードの違い

eSIMと従来のSIMカードは、どちらもインターネット接続するための契約情報保存する役割を持っています。それぞれの違いは次のとおりです。

項目 eSIM SIMカード (物理SIM)
形状 端末に内蔵 小さなカードを挿入
交換作業 カード交換不要。設定のみで切り替え可能 端末からカードを抜き差しする必要がある
紛失リスク 紛失しない 紛失や破損の可能性がある
回線切り替え 遠隔で設定変更が可能 カードを差し替える必要がある

2.eSIM対応PCとは何か

eSIM対応PCとは、本体内部通信機能が組み込まれたPCのことです。スマートフォンのようにモバイル回線直接つながるため、外出先でもインターネット利用できます。カード差し替えの手間がなく、設定だけで回線を使える点が特徴です。業務移動が多い人や自宅以外でも作業する人に向いています。

関連サービス: ConnectIN

2-1. PC内蔵モジュールの仕組み

PCに搭載されているeSIMモジュールは、通信必要情報保存するチップと、回線接続するための通信機能一体となった構造になっています。従来のようにカードを差し込む必要がなく、あらかじめ本体に埋め込まれたチップ設定情報を読み込んで回線接続します。チップには契約情報登録する領域があり、提供された手順に沿って設定を行うと、その情報が書き込まれて利用できるようになります。通信会社サーバー連携しながら認証を行うため、安全接続できる点も特徴です。端末内部処理完結するため、カードの抜き差しによる故障紛失リスクもありません。

2-2. 現代でeSIM対応PCが注目される理由


テレワークの広がりにより、自宅以外作業する機会が増えています。カフェ移動中車内など、「必ずしもWi-Fiが利用できるとは限らない環境でも安定して仕事を進めたい」という声が強まり、モバイル回線直接利用できるeSIM対応PCが注目されています。スマートフォン通信を借りる形でつなぐテザリング便利ですが、電池消費速度低下が気になる場面もあります。こうした不便を避けられる点も支持される理由です。さらに、公衆Wi-Fiでは第三者通信内容を盗み見られる可能性がありますが、業務重要情報を扱う際は安全性が欠かせません。eSIMは自分専用回線利用するため、安全性利便性両方を高められます。

現代でeSIM対応PCが注目される理由のイメージ画像

3.eSIMに対応している主なPC

3-1. HP製eSIM対応PC

HPでは、法人向ノートPCを中心にeSIM対応モデル展開しています。例えば「HP Elite Dragonfly」や「HP EliteBook」シリーズは、軽量で持ち運びしやすい設計に加えて、ビジネス用途必要堅牢性を備えています。これらのシリーズは、外出先でも安定して通信できる点が評価されており、テレワーク営業活動移動が多い利用者に向いています。

3-2. Dell製eSIM対応PC

Dellは、法人向ノートPCとして広く利用されているLatitudeシリーズでeSIMに対応したモデル展開しています。Latitudeは安定した動作頑丈設計重視しており、外回りが多い利用者でも安心して持ち運べます。バッテリー長持ちしやすい点も特徴で、移動中作業が続く場面役立ちます。さらに、企業向けの管理ソフトウェア対応しているため、IT部門一括端末管理しやすい点も特徴です。

3-3. Lenovo製eSIM対応PC

Lenovoでは、ThinkPadシリーズ中心にeSIM対応モデル用意されています。ThinkPadは操作性のよさと耐久性の高さで知られており、業務用ノートPCとして多くの企業採用されています。とくにX1 CarbonやX1 Yogaといった上位モデル携帯性に優れ、外出先での利用に向いています。

4.eSIM対応PCの利用メリット

eSIM対応PCには、次のようなメリットがあります。

  • 外出先でのネット接続可能
  • テザリング不要通信できる
  • セキュリティ向上する

それぞれのメリットを詳しく紹介します。

4-1. 外出先でのネット接続が可能


外出先でのネット接続が可能のイメージ画像

eSIM対応PCは、スマートフォンのようにモバイル回線直接つながるため、外出先でも安定したネット接続確保できます。Wi-Fiがない環境でもすぐに作業を始められるため、移動中のすき間時間活用しやすくなります。例えば、駅での待ち時間資料確認したい場合や、出先で急ぎのファイル共有したい場合でも、接続先を探す必要がありません。通信途切れにくい点も業務において安心につながります。

4-2. テザリング不要で通信できる

スマートフォンでPCをインターネットにつなぐテザリング便利ですが、長時間利用ではスマートフォン電池が減りやすく、速度不安定になる場面もあります。eSIM対応PCなら、こうした不便を避けながら安定した通信ができます。スマートフォンとPCを連携させる手間がなくなるため、作業素早く始められる点も利点です。電池消費を抑えやすいため、外出が多い働き方でも負担が少なくなります。接続準備にかかる時間短縮できるため、限られた時間効率よく作業したい人に向いています。

4-3. セキュリティが向上する

外出先手軽に使える公衆Wi-Fiは便利ですが、多くの人が同じネットワークにつながるため、通信内容第三者に見られるおそれがあります。業務で使う資料個人情報を扱う場面では、この点が大きな不安要素になるでしょう。eSIM対応PCは、契約した本人だけが利用できる専用モバイル回線につながる仕組みを採用しており、公衆Wi-Fiよりも高いセキュリティ環境確保できます。情報外部へ漏れにくい環境作業ができる点が大きな特徴です。さらに、回線安定しやすいので、オンライン会議クラウドサービス利用中接続途切れにくい点も利点です。外出先でも安心して業務を進めたい企業にとって、eSIM対応PCはセキュリティ強化手段として役立ちます。

5.eSIM対応PCの利用デメリット

eSIM対応PCには多くの利点がありますが、注意すべき点もあります。

  • 対応機種が限られる
  • 月額料金増加する

導入検討する際は、この二つのポイント理解しておくことが大切です。

5-1. 対応機種が限られる

eSIMに対応したPCは増えてきたものの、まだ全てのメーカー機種採用されているわけではありません。とくに一般向モデルでは対応状況にばらつきがあり、選択肢が限られるケースがあります。業務用途で使う場合は、必要処理性能や持ち運びやすさだけでなく、eSIM対応であるかどうかも重要比較ポイントになります。機種を選ぶ段階でeSIMが搭載されていないと、後から追加することはできません。そのため、導入前対応状況をしっかり確認しておく必要があります。選択肢が狭まることで、企業導入計画影響する場面もあるため、慎重検討が求められます。

対応機種が限られるのイメージ画像

5-2. 月額料金が増加する

eSIM対応PCを利用する場合スマートフォンとは別にモバイル回線料金発生し、回線追加すると、その分の毎月通信料発生します。企業にとってはコスト管理の面で負担になる可能性があります。一方テザリング利用すればスマートフォン通信量を使うだけで追加料金不要ですが、通信安定性スマホ電池消費課題があります。

これに対して、KDDIが提供するeSIM内臓PC「ConnectIN採用PC」は、本体購入代金データ量無制限通信利用権 (5G/LTE) が含まれており、毎月通信費不要です。導入にあたっては、どの程度外出先通信するか、どの業務必要になるかを事前整理し、必要社員だけに導入するなどの工夫をすることで、費用見合った運用可能になります。

eSIMは快適通信環境提供しますが、予算利用状況バランスを考えながら検討することが重要です。

関連サービス: ConnectIN採用PC

6.eSIM対応PC導入時の注意点

導入する際は、次の2つのポイント確認しましょう。

  • eSIM対応のPCか確認する
  • 通信事業者対応エリア確認する

これらを事前チェックすることで、導入後トラブルを避けやすくなります。

6-1. eSIM対応のPCか確認する

購入検討しているPCがeSIMに対応しているかどうかは、メーカー公開している製品ページ仕様書確認できます。仕様欄に「eSIM対応」や「モバイルネットワーク内蔵」といった記載があれば、対応モデルとして利用できます。見た目では判断できず、あとから機能追加することもできないため、事前チェックが欠かせません。とくに法人向けPCは、同じシリーズでも構成によって対応状況が異なることがあるため、型番までしっかり確認しておくと安心です。また、複数台同時導入する場合は、同じモデルでそろえることで設定作業統一しやすく、運用管理スムーズになります。

6-2. 通信事業者の対応エリアを確認する

eSIM対応PCを快適に使うには、契約する通信事業者サービスエリアが働く場所移動先十分カバーしているかを確認する必要があります。通信事業者公開しているエリアマップでは、地域ごとの電波状況事前に調べられます。都市部では広く対応していることが多いものの、郊外建物の奥ではつながりにくい場所があるため、実際に使う場面想定しながら確認すると安心です。通信品質不安定だと、オンライン会議クラウドサービス利用影響が出ることがあります。業務支障を出さないためにも、エリア品質導入前に必ず検討しておきたいポイントです。

7.eSIM設定手順【WindowsPC】

WindowsPCでeSIMを使うには、以下手順設定します。

  1. eSIMプロファイル追加する
  2. ネット接続確認する

操作自体は難しくなく、画面案内に沿って進めるだけで回線利用できるようになります。

1. eSIMプロファイルを追加する

WindowsPCでeSIMを利用するには、通信事業者から提供されるプロファイル追加します。次の手順設定しましょう。

  1. スタートメニューから「設定」を開く
  2. ネットワークインターネット」を選択
  3. 携帯電話」を開いて「モバイル通信プラン追加」を選択
  4. 画面表示されたQRコードをPCのカメラで読み取るか、直接コード入力
  5. プロファイル登録された後、画面案内に沿って有効化を進める
  6. 設定完了後画面右下ネットワークアイコンモバイル回線表示追加される

2. ネット接続を確認する

プロファイル追加したら、実際ネット接続できているか確認します。次の手順チェックしてください。

  1. 画面右下ネットワークアイコンクリックして、追加したモバイル回線選択
  2. ブラウザを開いてWebページ正常表示されれば接続完了

もし通信できない場合は、機内モードオンになっていないか、電波の弱い場所にいないかを確認します。再起動することで改善するケースもあります。それでも解決しない場合は、プロファイルが正しく読み込まれていない可能性があるため、一度削除して再登録すると改善することがあります。安定した通信確保されているかをチェックしながら作業を進めると安心です。

8.まとめ

eSIM対応PCは、外出先でもすぐに通信できるため、テザリング依存せず作業を進められる点が大きな魅力です。専用モバイル回線利用することで、安全性確保しながら業務データを扱えるため、安心して外で仕事ができます。その一方で、対応モデルがまだ限られていることや、通信費追加必要になる点は導入前理解しておく必要があります。PCがeSIMに対応しているかどうか、利用予定エリア安定した通信ができるかを事前確認しておくと、導入後の行き違いを避けやすくなります。

eSIM内蔵PCなら、KDDIにご相談ください

KDDIでは、eSIMによる5G/LTE通信機能内蔵したPC「ConnectIN採用PC」を多数提供しています。PCと回線一括導入でき、本体購入代金データ量無制限通信利用権 (5G/LTE) が付帯するため、毎月通信費のお支払いは不要になります。

さらに、サービスのIoT化をより手軽にするため、通信回線だけでなく、運用サービス化に必要機能リソース一気通貫でご提供します。導入後安心サポート体制を整えておりますので、ぜひ以下ページをご覧ください。

関連記事


ピックアップ