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第38回 ものづくりワールド 東京イベントレポート

第38回 ものづくりワールド 東京イベントレポート

2026年7月1日から3日にかけて、東京ビッグサイトで「第38回 ものづくりワールド 東京」が開催された。KDDIブースでは、製造業のDX推進とAI活用テーマに、IoT、クラウド生成AIなどを活用したソリューション紹介した。現場データ活用からAI開発業務効率化まで、製造業競争力強化につながる具体的活用イメージを、展示デモを通じて確認できる内容となっていた。
レポートでは、同ブース紹介された主な展示内容とともに、当日会場様子紹介する。

  • ※ 記事内部署名役職取材当時のものです。


直感的なグローバル管理を実現するIoT基盤「iSphere」

まず紹介されていたのが、グローバルIoT基盤「iSphere」だ。「グローバルIoTを、シンプルに」というメッセージのもと、1つのSIMで各国最適通信へ切り替えられる仕組みや、世界中デバイスネットワーク一画面可視化統合管理できるデモ紹介された。すでにコネクティッド回線数6,000万回線 (注1)運用実績を持つ点も交え、グローバル展開を進める製造業にとって、通信環境安定的に支える基盤であることが伝えられていた。加えて、Soracom-KDDIはKDDIとソラコム(外部サイトへ遷移します)提供するIoTコネクティビティサービスにおいて、Gartner(R) の Magic Quadrant (TM) for Managed IoT Connectivity Services, Worldwideでリーダー一社として評価 (注2) されている。こうした評価背景に、グローバル製造設備展開する企業安定した通信環境確保するうえで、有力選択肢となる価値が伝えられていた。

  • 注1) 2026年3月時点
  • 注2) Source : Gartner(R) , Magic Quadrant (TM) for Managed IoT Connectivity Services, Worldwide,  Pablo Arriandiaga et al, 4 May 2026
  • GARTNER and MAGIC QUADRANT are trademarks of Gartner, Inc. and its affiliates. 2026年5月時点
  • Gartnerは、Gartnerリサーチ発行物掲載された特定ベンダー製品またはサービス推奨するものではありません。また、最高レーティング又はその他の評価を得たベンダーのみを選択するようにテクノロジーユーザー助言するものではありません。Gartnerリサーチ発行物は、Gartnerリサーチ見解を表したものであり、事実表現したものではありません。Gartnerは、明示または黙示を問わず、本リサーチ商品性特定目的への適合性を含め、一切責任を負うものではありません。

現場の即戦力となる生成AI「ELYZA Works with KDDI」

製造現場特化した生成AI「ELYZA Works with KDDI」の展示では、「ノープロンプト直感的に使える」操作性紹介された。プログラミングなどの専門知識がなくても、日本語でAIと対話しながら、自社業務に合わせた「業務効率化アプリ」を作成できる点が特長だ。展示では、システム移行業務インシデント報告書作成効率化するデモ実演された。IT部門依存せず、現場担当者自身が日々の業務課題に応じてアプリ作成活用できるため、作業負荷軽減業務スピード向上につながる。生成AIを単なる情報検索文章作成ツールにとどめず、製造現場具体的業務改善に結びつける。そうした実用性来場者体感できる展示となっていた。


機密データを守り抜くAI開発基盤「KDDI GPU Cloud」

会場中央製造業設計者技術担当者関心を集めていたのが、「KDDI GPU Cloud」だ。国内データセンター提供されるGPU基盤として、重要設計データ生産データ海外へ持ち出すことなく利用できる点を特長としている。展示では、自動運転ロボット制御デジタルツインシミュレーションロボット基盤モデル開発といった高度なAI処理への活用例紹介された。最新GPU「NVIDIA GB200」を活用した高い計算性能に加え、既存クラウドとの連携による拡張性も備え、いまの環境に合わせて使うことができるAI開発基盤として、存在感を示していた。大容量かつ機密性の高い設計・シミュレーションデータを扱う製造業にとって、国内データを置いたまま高度なAI開発に取り組める環境利用できる点が、来場者関心を集めていた。


現場データ活用を推進する「工場IoT・生成AI for Factory」

マルチクラウド対応プロフェッショナルであるKDDIアイレット(外部サイトへ遷移します)展示では、工場DXの具体的活用イメージ紹介された。設備トラブルへの対応現場データ活用ベテラン従業員ノウハウ継承といった現場課題に対し、クラウドとAIを組み合わせたソリューション提案。AWSをはじめとする主要クラウドへの対応力を生かし、工場DXに必要クラウド基盤設計構築運用まで支援できる点も紹介された。特に注目を集めていたのが、産業用ロボット稼働データクラウドリアルタイム収集し、ダッシュボード可視化するデモだ。異常発生時にはエラー前後映像自動保存する仕組みも紹介され、データ活用による生産性品質向上迅速原因究明につながる取り組みとして紹介されていた。さらにブース内ではミニチュア工場デモ機が展示され、IoTやAIが製造現場でどのように活用されるのかを直感的理解できる内容となっていた。

デモの様子:ミニチュア工場の稼働状況のダッシュボード見える化
デモの様子:ミニチュア工場の稼働状況のダッシュボード見える化

製造業の未来を見据えたDXの取り組み

展示を通じて見えてきたのは、単一製品サービスにとどまらず、データ活用からAI活用までを一貫して支援する取り組みだ。製造業を取り巻く環境が大きく変化する中、現場効率化競争力向上後押しする具体的活用イメージ来場者に示す展示となっていた。

展示の様子


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